ゆめやの発達年齢対応ブッククラブ
外部からブッククラブを見た評価と入会の規準
下のPDFアイコンをクリックすると見られます。
神奈川大学白須先生紀要 | 絵本作家のお言葉 | NHKが放映したゆめや | 最近のマスコミ記事 | ||
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- 日本語で読み聞かせを始めようという方で、お子さまの月(年)齢が生後十ヶ月から二歳までの方なら配本をスタートできます
- ただし、過去あるいは現在のブッククラブの会員のご紹介がないと申し込めません
- 配本は性別・誕生月などを考慮して個別に組んでいきます。完全に個別の配本プログラムです。当然、弟や妹が生まれたときなど家庭内の変化にも対応します。
- ご紹介者の方からご連絡いただけば、ご案内や申込書を郵送いたします
- 直接、電話をいただいても御案内や申込書は送付できます。ご紹介者がいない場合は直接、店の方にいらっしゃってくだされば、ご説明して入会することもできます。
- 紹介者がなく、遠方で来られない方でも申込書をお送り出来ますが、配本代金のお支払い方法が異なりますので、その際ご確認ください。
- 実際にブッククラブ配本で読み聞かせをしている方を見るのが
百の宣伝より内容をご理解いただけますし、誤解も生じないからです

ブッククラブの特徴
- 発達、季節、性別に細かく対応させた個人別の選書がなされた配本プランを作りますので、それに沿ったかたちで読み聞かせをしてください。
- 二才を過ぎたお子さんの選書はさまざまな理由から、ひじょうに難しい面があり、お手持ちの絵本のリストや読書履歴などをお知らせいただかないと、配本のプログラムをつくることができません。
この基本的な理由としては、二才半くらいになると- TV・ビデオなどの過度の視聴の影響が出てきて読み聞かせそのものに対応しない
- キャラクター本・アニメ本、戦隊もので育った子にはなかなか選書が対応しない
- 好みや嗜好が偏ってしまった子どもには対応しない
- 絵本は読み聞かせを通じて、社会性や心の骨格をつくるものだと思っていますので、早期教育などの事物を1対1対応の答えで教え込む教育をしている方や子どもに好きなものだけを与えている方なども選書体系が不都合になります。
- 絵本を通してお子さまと読み聞かせの時間を楽しむことのができるお母さま方にだけおすすめいたします。



「より優れた絵本をお母さんの手から子どもたちへ」

世の中には商業主義によって子どもたちの心をゆがめる本や玩具が大手を振るって横行しています。絵本のセット販売から始まり、アニメビデオ、TVゲームとサブカルチュアは枚挙のいとまがありません。それが当たり前のように生活に入り込んでいる世の中。 でも私たちは、いかに面倒でも良い本を年齢に合わせて一冊一冊、一人ひとりのお子さんにていねいに手渡していこうと思っています。
良い本を手に入れて子どもたちに読み継いでいきたいというのは、この荒れた時代を真剣に考えている親の偽らざる気持ちです。毎月個別のプログラムで配本するのは大変な作業ではありますが、当店ではお子さま一人一人の読書プランに基づいて配本するシステムを広げようとしています。これはよく広告にあるような「与えるだけで頭が良くなる」システムとは違います。親がかなり手間暇をかけ、読み聞かせを習慣付け、そこから生じるさまざまな問題を子どもといっしょに考えていくものです。
読み聞かせは忙しい生活の中で負担になるかもしれませんが、子どもと心を通わす楽しさを持っています。
本選びには最善の努力をしておりますので、ぜひ心作りには全力をあげていただけるようなお母さまの参加をお待ちします。
配本選書について

- 配本の選書は、発達に応じた形で 個別にプログラムを組んでお送り いたします。
- 生まれ月、性差、第○子かなどを考慮した細かなプログラムを作成して配本します。
- 弟妹が生まれた場合や気候環境が変わるところへの転居などの場合はプログラム内容も変わります。
- このため、定期的に状況をご連絡いただく方法を取っております。


お申し込みの手順と配本方法
- ご紹介者(ブッククラブ会員)
- 以下のデータをお知らせ願います。FAXか郵送。(用紙は同封)
(E−メールは外国会員・就学児会員のみが使えます。)お母さま お子さま お母さまのお名前 お子さまのお名前/性別 郵便番号・ご住所 生年月日 電話・FAX番号 第何子か ご紹介お名前 お手持ちの本のリスト - 個別の配本プログラム・案内・ブッククラブのニュースバックナンバーなどが郵送されます。ハガキが同封されていますので、それを戻せば配本開始となります。あるいはFAXでの確認もできます。

【高度な読書をめざすブッククラブ選書】
発達に応じた形で選ぶというのが基本形で、この意味ではいくら質の高い絵本であっても発達に合わなければいい絵本とはいえません。無理に高度なものを与えれば、将来本嫌いになる可能性も高くなります。
ゆめやBCでは系統的な読書につなげるために、以下のような 発達対応のガイドラインを基準に選書・配本をしていきます。
生後十ヶ月 | ひじょうに具体的な写真に近い絵の認識絵本(これ以前は認識力が触覚なので絵本を与える よりもっとしなければならいことがたくさんある) |
生後十一ヶ月 | さまざまな動作関連絵本 分野を広げた認識絵本 |
一歳前半 | 歌・リズムなどの音感絵本 生活動作関連絵本じょじょに絵画的・線刻画的絵本へ移行 |
一歳中半 | 感覚絵本・音感と語感がむすびついた絵本 |
一歳後半 | 日常の動作絵本・初期の探し物絵本・初期の単純な物語絵本 |
二歳前半 | 初期の単純なストーリーを持つ絵本会話語から文章語への移行 |
二歳後半 | 単純な繰り返しのストーリーを持つ絵本色使い関係の絵本 性差が出てくるのに対応した絵本 |
三歳前半 | 繰り返し絵本で高度なもの 数概念の入った本展開はゆるやかなだがオチのある絵本高度な内容の生活関連 外遊び関連絵本 |
三歳後半 | 展開のおもしろい絵本 高度な探しもの絵本探索行動がテーマの絵本 社会性を持つ絵本 |
四歳 | 社会性(ルール)がテーマの絵本 ナンセンス絵本 基本的な昔話絵本 初歩的な科学絵本荒唐無稽な展開の絵本 一部絵童話 |
五歳から六歳 | 系統的に与えてくるとかなり高度なテーマの絵本でも与えることが可能。社会関連の絵本 |
小学校低学年 | 絵本から絵童話へ 読みかせから一人読みへ |
小学校中学年 | 個性別に関心の高いもの 基本的な物語基本的なファンタジー |
小学校高学年 | 古典文学 高度なテーマのファンタジー |
中学 | 東西の古典文学 初歩の哲学的テーマの本などかなりオールラウンドな分野の本 |
このようなガイドラインを設定して、発達・成長に 合わせた絵本・書籍の配本をしていきますが、これを阻害するサブカルチャー類(TV・アニメ・早期教育・キャラクター絵本・電子ゲームなど)も段階に応じて入り込み、うまくいかないこともあります。ご注意ください。
家庭内で読み聞かせ環境を整え、いずれ読書に向えるようにぜひご努力ください。
周囲にあふれる粗悪なものを避けて発達に応じた良い本を与えていきたいですね。







【読み聞かせの結果は・・・・】
ブッククラブは、開業(1980)以来、すでに四十年以上継続しています。実際に、一万人を越える子どもたちに系統的な読み聞かせをしてきた実績があります。
しかし、就学前までは100%近くの断続的な読み聞かせは可能ですが、小学高学年までの間に60%くらいしか残りません。原因は、子どもたちからの好奇心や興味を奪うサブカルチャーの出現と知識教育です。「あれはこれ、これはあれ」という答を叩き込む教育です。
これによって子どもたちの物事に対する関心は低くなり、好奇心も薄れ、なかにはバーンアウト現象(焼き切れ)という無感動・無関心な子どもができてしまうようになりました。
最後まで残る会員が60%弱というと少ないと思われる方もいるかと思いますが、実はこれはひじょうに高い数字なのです。
ほんとうの意味で読書をする人口は昔も今もそう変わらずほぼ五十人に一人。系統的な選書をして読み聞かせから対応させてもこの数字ですから、「何年生でこの本が適切」といっても、多くの子どもはその本に手が出ない状態になっているのが現状です。大学生でさえ、重要と思われる本をまったく読んでいない学生がかなりの数に上っています。
さらにアニメ、漫画、ゲームなどで読書をする比率は三十年前よりはるかに低くなっているといえるでしょう。学校の成績がいい人はいるかもしれませんが、「成績」と「本を読んで考えたり、感じたりする力」は、まったく別物なのです。
まして現代、学歴と成績は、人格とはかなり隔たりのあるものになってきました。

【本を読むということ】
「どういう人間をめざすのか」という点でひじょうに、読み聞かせや読書は成長の中で重要なものです。ですから、その出発点としての「絵本を選ぶこと」は人間のものの考え方の原型を作るうえでたいせつな位置を占めているのです。
拙劣な本ばかり与えていれば、多くの子どもが粗雑な子になる可能性は大きいでしょう。幼児のうちはできるかぎり質の高い本を読み聞かせ、大きくなったらより優れた高度な本を選んでいける人間を作りたいではありませんか。それは、とりもなおさず、良い人間を作るということになるのですから……。
最近の世の中の風潮を見ていると、メディア情報やインターネットなどの影響で起きている事件が多いです。家庭や家族の崩壊現象も同時に進んでいます。成長に応じたことをしないで、急いだ子育てをした結果、また誤ったものを家庭環境に取り入れた結果だと思います。当たり前のことですが、子育ては親がするもの。外部にゆだねておかしな結果になっても誰も責任を取ってくれません。読み聞かせは、そのひとつの方法ですが、より良い生き方を親も子もするために「本」を媒体にして、もう一度考えて行ってみようではありませんか。

【読み聞かせの周辺】

きっとみなさんの周りには、みなさんを焦らせる人もいるはずです。「ウチの子はもう字が読める」とか「字の小さい本も読める」とかいう人です。またその逆に子どもを「〜マンもの」や図鑑オタクにしている人、拙劣なメディア情報に踊らされている人もいることでしょう。テレビゲーム漬けの子が誘いをかけてくることもあるでしょう。しかし、周りの人はどっちでもいいのです。読み聞かせや読書はどこまでいっても個人的なものなので、親子が楽しめればいいし、その子自身が感動すればいいのですから……。サブカルチャーは精神をおかしくします。それは、現代社会の様相を見ていればわかることです。周囲との和を大切に生きるか、和をもって貴しとなさないか・・・すべて親の判断にかかっています。
ブッククラブの配本について
ブッククラブ会費
配本方法 | 来店受取 | 域内配達 | 域外発送 | 海外発送 |
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プログラム管理費 | 年間1,000円(弟妹配本は不要です) | |||
年間配達・発送経費 | なし | 600円 | 三ヶ月一括宅配便で450円くらい | 船便5kg地域により異なる |
年間通信関係経費 | なし | 800円 | 1000円 | |
年間合計 | 1,000円 | 1,600円 | 1,800円+送料 | 地域により異なる |
* 書籍代のほかには上の年間合計以上は必要としません。
配本方法(金額は配本月によって多少上下します) | ||
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◎来店受け取り配本◎ | ◎一定地域配達配本◎ | ◎遠隔地発送配本◎ |
来店されて配本を受け取る方法です。配本代のみをお支払いください。注意:二ヶ月以上受取がないと自動的に配本登録が抹消となります。 | 受け取りに来られない方に配達する方法です。配達可能地域は下の表をご覧ください。注意:年間配達料は600円。 | 遠隔地(県外の方には発送で配本します。詳しくは案内をご覧ください。注意:お支払い方法は、郵便振替・銀行振込などいくつかあります。 |
配本をお届けできる地域
配達地域 | 甲府旧市内・甲斐市(敷島町周辺)・笛吹市石和町(甲府バイパス北のみ) |
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発送 |
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海外発送 | 第一地帯 アジア・グアム 第二地帯 ?オセアニア・北米・中米・中近東 ?ヨーロッパ 第三地帯 南米・アフリカ
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