ブッククラブニュース
令和7年
10月号(発達年齢ブッククラブ)
2025年・10月・11月の予定
定休日は日曜、月曜、祭日です。
10月は12日・13日が連休となりますが、通常の連休日で問題なし。
11月も3日、24日は月曜で通常の休業日です。臨時休業はとりあえずなし。
休業日・時間外受け取りは事前にお電話ください。
外出していないかぎりOKです。当日の連絡ではなく事前連絡を!。
★営業時間は午前10時30分〜午後6時30分(夏時間)
受け取りの方で午後6時30分以降に来る方は電話かピンポンで呼び出してください。
なにしろゆめやは零細商店ですので「昭和」の感覚でお出かけください。
たいてい在店していますので店を開けます。休業日は買い物に出かけているときもありますが・・・。
いよいよ涼しい風が?秋ですね。
運動会を見ても、いろいろなイベントを見ても子どもの少なさが目立ちますが・・・。
でも、みんな楽しそうにがんばっていて、子どもの声でこちらのほうも元気になります。暑さ寒さも彼岸まで。なるほど慣用句は当たり!で、あの暑い夏もお彼岸を過ぎるとなんとなく過ごしやすくなります。
でも、さすがに当地は全国上位の気温が毎日続いたので(6月末からお彼岸まで)なんだか夏バテが来ています。歳ですかね。毎日、子どもたちとは接しているので元気はもらっていますが、持続力が落ちてきました。十月・・・やさしく涼しい風が吹いてほしいですね。
昔話「柿太郎」
夏バテで秋はネタが浮かばないので山梨の昔話(笑)をしましょう。
昔、あるところに川中島という名の川の中に島がありました。川は笛吹川という川で、上流には御坂町の桃畑があり、またその反対側の石和町の岸辺は柿畑があって、そのどちらも夏から秋にかけてたくさんの実がつきました。
さて、その川中島の岸辺でおばあさんが洗濯をしていますと、夏のある日、上流から大きな桃がドンブラコ、ドンブラコと流れてきました。おばあさんが慌ててすくいあげて・・・で始まる話は有名な「ももたろう」ですから、みなさんご存じでしょう。
しかし、秋のある日、川中島の反対側の岸辺でも同じようなおばあさんが洗濯をしていました。このばあさんは「ももたろう」のおばあさんとちがって、ケチで意地の悪い人でした。おじいさんに竹を切りに行かせて、「その竹の中から金色に光る女の子を探して来い」と言ったものですから、おじいさんはもう十日も山の中で光る竹を探していたのです。おばあさんは、金色に光る女の子を売って一儲けしようと思っていたのです。
大きな柿が・・・
そのばあさんが川で洗濯をしていますと、大きな柿がドンブラドンブラと流れてきました。「しめた!」と思ったばあさんは、それをすくいあげて、おじいさんに内緒で一人で食べてしまおうと包丁でスパっと切りました。すると中からかわいらしい男の赤んぼうが出てきたのです。「ちぇっ! 男の子か!」と舌打ちしましたが、家に連れて帰りました。おじいさんは「柿太郎」と名づけて育てようとしました。でも、おばあさんがあまり柿太郎の世話をしないので、柿太郎は泣いてばかりです。そのうえ、ケチなのであまり御飯もやりません。そのせいか、よその子どもより小さくて弱弱しいのです。少し大きくなると、ばあさんは柿太郎を芝刈りや川魚とり、洗濯や食事の準備などにこきつかいました。だから、柿太郎は、毎日、疲れ果てて、まったく大きくなれせんでした。
悲劇は起こるべくして起きる
そんなときに向こう岸のおばあさんの拾った桃から生まれた男の子が鬼が島で鬼を退治し、宝物を分捕って、お嫁さんをもらったことがうわさになりました。
そこで、ばあさんは柿太郎にも鬼が島征伐をさせようとしました。そして、「おまえも、鬼から宝物を取ってこい。およめさんなどは連れてこなくていいぞ。」と言い、家から送り出しました。でも、桃太郎のようにキビダンゴも持たせません。
おじいさんはおばあさんが怖いので刀も旗も持たせてやることができません。とちゅうで、キジに会いましたがキジはついてきませんでした。サルとイヌにも会いましたが、二匹とも素通りして行ってしまいました。
ひとりぼっちで鬼が島にたどり着いた柿太郎でしたが、到着するとかんたんに鬼に捕まり、鬼の手下にされて、こき使われることになってしまいました。村から物を盗む手伝いをしたり、鬼と一緒に村人をいじめるようになりました。
でも、数年すると、ぶどうたろうという少年が鬼退治にやってきて、あわれにも鬼と一緒にやられてしまったということです。
【教訓】
親や環境に恵まれないと悲惨な人生を送ることになる。子どもは親の価値観と家庭の環境で育つのですが、価値観も環境も良い悪いがあります。悪い状態で育った子は「親ガチャ」ということでしょう。現代ではそれを政治が作ってます。
いま子どもの世話をきちんとする親が減ってきています。手塩にかけて育てる。時間的には無駄に見える接触も必要なことが多いのです。桃太郎は「日本一の桃太郎」という旗をかついでいますが、これは世の中に出るために「誇り」を身に着けたということでしょうね。犬と猿と雉は、「誠実」と「知恵」と「勇気」を持つということでしょう。それは、貧しい「キビダンゴ」でないと身につかないということですね。
いまや、鬼ヶ島の鬼たちはかなりタチが悪くなっていて、サギはする、だます、殺す、困ったものですが、お役人様、お殿様たちは退治するどころか鬼たちと同じようなことをしています。これも退治せねば。
天高く馬肥える秋
暑い秋もようやく鎮まり、すごしやすい季節になってきました。無理のない生活をしたいものです。物価高・治安の悪化・無責任なお偉方もなんとかしたいですよね。この国は民主主義(?)社会、選挙でよりよい状態にしなければ・・・・。ダメかなぁ!?
・・・と書いたのが昨年の10月号でした。ところが、同じことを書きたい今年の秋です。よりよいどころかより悪い状態になっていますものね。バカなことを言って平気な政党まで人気という異常です。大人まで頭がおかしくなってきた時代、子どもたちの未来がなんとなく不安になってきました。何が起こるかわからない時代、気を付けて生活したいものです。
しかし、SNSの蔓延で、人の顔が見えない社会になり、それを利用した悪事もはびこり始めています。
ウソとサギは昔から・・・
ところで、ウソは雀に似た鳥だが、最近あまり見かけない。サギも近所の田んぼが宅地化したのでこの30年激減。こういう環境変化はあまりこのましくない。鷽(ウソ)という字も鷺(サギ)という字も書けなくなるだろうし(笑)。
しかし、嘘と詐欺はいまや激増だ。ネット広告のほとんどが嘘と詐欺であり、定価の半額で送料無料なんてのは、効き目のない商品の広告による販売法=嘘・詐欺で取り締まってもいいくらいだ。
今日、山梨では、60代の男性がSNSを通じてウソの投資話を持ちかけられ2310万円をだまし取られた。信じられない人の良さと欲の深さである。株式投資で配当を個人口座に振り込むなんて警戒心なさすぎ。と、いうよりおいしい話を次々と言われて一儲けしたくて、つぎ込んだのだろう。ウソのサギにひっかかたわけだ。私など1万円でも振り込めない。増やす欲もないし、ない袖は振れないから。しかし、こういうサギは大人ならひっかかった人の問題だが、子どもなら問題である。SNSで知り合った遠方の大人のところまで行く子さえいる。あぶないね。
ウソとサギは現代だけか?
ウソやダマすことは、人類誕生のときからある。うまいウソには多くの人がだまされる。子どものころ学校の先生が「オオカミ少女」の話をしてくれた。インドの密林で姉妹の赤ちゃんがオオカミに育てられ、少女になったとき救出される。しかし、行動がオオカミみたいで、言葉は覚えなくて死んだ・・・という話、極端な親ガチャの例だ。これを高名な人類学者が信じた。なぜ信じたか、写真があって、その姉妹をその後養育した記録があったからである。そして公表した。子どものころ、この話を聞いて私も信じ込み、子どもは親に育てられないと動物並みになると思い込んだ。ところが、全部真っ赤な嘘だった。
サブリミナル効果の嘘
あと、若いころ、「サブリミナル効果」という情報が流された。知っている人もいることだろう。映画のフィルムの一コマにコーラやハンバーガーの写真を加える。フィルムが流れてもそれは一コマだから観客は見えない。ところが、潜在意識には見えてしまい、映画の最中、終了後、コーラやハンバーグがバカ売れになったということが言われた。
この情報を信じ込んだ人は多かった。ところが、こんな実験はされたこともなく根も葉もないウソだったのだ。サブリミナル効果などまったくなく、そんな見えないことから購買欲など出るわけもなく、いつのまにか立ち消えた。
ウソとサギは独り歩きする
こういうウソやサギは、ひとたび世の中に出ると思い込みが起きるから、なかなか打ち消すのがむずかしいといわれている。だが、いまや選挙や物品販売でそういうウソ、サギは毎日、山ほど流れてくる。自分たちに都合のいい情報はウソでも流し、結果的にそれがサギになっている例は多い。30年くらい前に、早期教育ブームというのがあり、「この教材を使えば頭がよくなる」「このシステムで高校まで出れば旧帝国大学などかんたんに入れる」というウソがはびこった。これもサギ、あれもサギでした。宣伝というのは人集めですから、ウソでもなんでも言って、頭の良い子どもをつくりたい親にアプローチしてくるわけです。手軽で簡単にできるものほどいいかげんなものが多いのですが。
いつまでもウソとサギが続くのは、「そうあってほしい」「うまくいけば得になる」「このくらいの投資なら安いものだ」・・・という期待に入り込めるからだ。 「英会話は幼いうちからやらせないと身につかない」という脅し文句まで出てきます。
やられたなぁ、モーツアルトには!!
これと同じ常套句が半世紀前にありました。
「モーツアルトを聴くと頭の回転が速くなる」というもので、すっかり信じ込み、長女が生まれたときベットの下にスピーカーを置いてひっきりなしに「クラリネット五重奏曲」や「ピアノ協奏曲」をかけました。
これは、なんとなく信じたくなる話でした。個人的にモーツアルトが好きだったということもありますが、ついその気になってしまったのです。
娘が成人して言うことには「クラシック音楽で一番嫌いなのはモーツアルトよ」。これには妻と大笑いでした。もちろん頭の回転もよくなったとは思えません(笑) このように、それらしいことでダマす話はよくあるのです。モーツアルトもソクラテスもトルストイもだまされたことがあったかもしれません。世界三大悪妻というのはこの人たちの奥さんですが、それは悪妻ではなく、才能はあっても騙されやすい夫にいろいろ意見していたから悪妻と言われたのでしょうね。この意味では、私の妻も悪妻になると思います。
なにはともあれ、ウソとサギには気を付けましょう。(新聞一部閲覧)
発達対応絵本⑥
3歳に入ると・・・
3歳の初期はさほど長い文の本は入れませんが、すぐに長い話も入ります。そうなるとになるとかなり物語に入り込めるはずです。親は当たり前に思うかもしれませんが、最初の時期の絵本を思い返してみてください。あんな単純な大人はさほどおもしろさを感じない絵本からいまや大人もおもしろいと思えるものを楽しめるようになってくるのです。生まれてからたった三年です。すごいですね。
最初の読み聞かせからは二年・・・多くの子どもはもはや大人とも友達とも自由に会話ができ、意志の疎通はちゃんとできます。こういう成長の速さには驚くよりありませんよね。
3歳児の配本は
この時期の絵本の特徴は、確実に進むストーリー、展開のあるお話、読み聞かせた後に楽しくなる結末・・・という3要素を持っているものを選書のポイントにしています。性差もかなり内容的に考慮し始める時期ですので一般的な本とくらべて見てください。
この時期の物語絵本は、これから後のすべての読み物の出発点ともいえます。配本選書は季節に応じ、月齢に合わせたもので個別にプログラム構成しています。特定の分野に偏ったプログラムは組みませんので、配本を楽しめるようにバランスよく読み聞かせてください。前回の読み聞かせのやり方に説明しましたが、なるべく好奇心、関心が特定の分野に向かないように・・・「物語のおもしろさ」を味わえるようにすることが読むポイントです。
もうあまり演技、演出はいらない!
多少の抑揚や声色を変える、手振り、身振りなどを入れてもいいですが、なるべく早めに淡々とした読み聞かせに切り替えることをお勧めします。読み聞かせは読み手が目立つための派手な演出ではありません。やがて読書に入っていくためのものです。読書は絵がなくなり字を追うものです。
追った文がやがてお子さんの言葉になり、言葉が頭の中で想像力を使って世界を描くわけです。これがテレビやYoutubeと決定的に違うのです。想像力の訓練とでもいうのでしょうかね。そのためにも「言葉からイメージする訓練」がなされないと読書の土台ができません。演技やパフォーマンスでひきつけるのではなく、言葉から内容がイメージできるようにしたいのです。でも、楽しく読むことは忘れずに・・・ですね。いつか、親は、この時期の読み聞かせがいちばん良かったと思えるようになるはずですよ。(ニュース一部閲覧)
次の時代に応じるには・・・・?
先月にも記事「世の中の流れに乗る?」で書きましたが、欧州ではタブレット型教育から、紙を使った勉強、書籍に戻る学習に変えているところが出てきたということです。ところが、特攻隊の例を出して破綻するまで突き進むのが日本とも言いました。すると愛知県豊明市が子どものスマホ利用を2時間に制限する「スマホ2時間条例」という条例を出したのですが、「行政が家庭に関与するのは自由の侵害」というような意見が出てきて、条例が足踏み状態です。
条例ってそんなにキツイ法律ではないのですが、その「自由」がもたらした弊害が、この問題だということがわかってませんね。先進的な親は、すでに子どものスマホ使用を禁じたり制限しているのですが・・・・野放図にしているのは意識の下層階級です。それが自由の名のもとに「勝手にどうぞ!」では、やはり特攻隊になるかもしれません。そんな頭で家庭や地域でやりあったら混乱が増すばかりなのですが・・・かんたんにいえばマニュアルがわかるていどの頭では人間としての質が高まらないということです。まあ、政府や企業は、そのほうが操りやすくていいのでしょうが・・・論説文も物語文や小説も深いテーマがあるものはみんな長文です。短文を反応して理解するだけでは、考えるということがなかなかできませんよ〜。
小学中学年の注意点
今年の小3、小4で読書挫折する子が多く、みんな赤ちゃんのときからの会員なので、「せっかくここまで来たのになあ」と残念に思います。読めなくなる原因は多様にあるでしょう。主な原因は、よくわかりませんがスマホの影響は大きいかもです。この年齢の子はのめりこみますから。スマホばかりとなり、手放せなくなるかもです。私がいつも、子どもの成長の方向性は@親の価値観、とA家庭環境だと言ってますが、自由と平等、個性と個人主義という世の中の流れにあらがうことがなかなかできないというわけです。またはそれ以前の習慣・生活も影響しているのかもしれません。向く関心がものごとの内容やテーマにではなく
考えられる挫折の原因は・・・・
①3,4歳で字を覚えさせたあと、読み聞かせをせず、自分で読ませませんでしたか。
②5,6歳〜、小2から配本の内容は高度になります、ここの体験が重要なのですが・・・
③日常、親が子どもの前で新聞・雑誌・本は読んでいるのを見せることも大切ですよ。
④お稽古事もいいのですが、過度に長時間はプロを目指す以外は逆効果のような・・・
1・2年生で、なんとなく本離れのある方は、相談で配本体系を変えることもできます。メールでご相談下さい。
(新聞一部閲覧)
(2025年10月号ニュース・新聞本文一部閲覧)

