ブッククラブニュース
令和7年
8月号(発達年齢ブッククラブ)
2025年・8月・9月の予定
定休日は日曜、月曜、祭日です。
8月は13〜15日がお盆休みで休業です。
11日の山の日は月曜なので通常通り休業
9月は21(日曜)22日(月曜)23日お彼岸で3連休となります。
休業日・時間外受け取りは事前にお電話ください。
外出していないかぎりOKです。当日の連絡ではなく事前連絡を!。
★営業時間は午前10時30分〜午後6時30分(夏時間)
受け取りの方で午後6時30分以降に来る方は電話かピンポンで呼び出してください。
なにしろゆめやは零細商店ですので「昭和」の感覚でお出かけください。
たいてい在店していますので店を開けます。休業日は買い物に出かけているときもありますが・・・。
残暑お見舞い申し上げます
長く暑い日々が続いています。お子さんの体調は大丈夫ですか。甲府もひたすら暑く、頭から湯気が出て、なにも思いつきません。店頭の温度計は8月1日、40度オーバーを記録しました。
山梨県は果実王国ですが、夏の異常が果物栽培に影響し、やがて福島、山形あたりが主要産地になるかもです。私は、家の中で冷たいものを食べてばかりいるので体力も出ず、なにも考えられず、この夏は最悪な季節になっています。39度、40度近辺の気温が長く続くと体も頭もおかしくなります。ネタが思いつかないのです。
言い訳ではないのですが暑さで頭が回りません。でも、ニュースを白紙では出せません。しかし、世の中「けっこう人出があり、みんなイベントやお祭りで大賑わい」ということから、ふと、昔にも、そんなことが起きていたな、と思ったのです。
だから、今月は皆さんが忘れていた昔話を、ちょっとしてみましょうかね。会員の皆さんに学校体験をお聞きすると、教科では「社会科」とくに歴史が嫌いだったという方が多いです。でも、思いついたのは歴史の話で(笑)、いまから160年くらい前のことです。
ええじゃないか運動
私の祖父が生まれたのは幕末の文久3年(嘘じゃないですよ)。そのじいさんが幼児になったころ(笑)、世の中が揺れ動き始めました。いたるところで「ええじゃないか!」と叫びながら町を歩き回る集団が出て来たのです。どの集団もいろいろな俗っぽい宗教で動かされていたようで、「天からお札が降ってくる」など叫びながら、練り歩くのです。
政治的な動きではないのですが、時は幕末、尊王攘夷(外国人を打ち払って天皇を中心にした国をつくろう)のテロリストの動きが始まっていました。一方では開国佐幕(国を開いて幕府を助ける)という人たち・新撰組のような人たちがいましたが。
ええじゃないか運動は、幕府への不満を表わす運動だと煽った人もいるのですが、尊王攘夷派が動くためには好都合な社会混乱でした。これが、幕府が完全に負けきってしまう戊辰戦争の始まりで、ええじゃないか運動はそれを引き出す運動だったのでしょう。
尊王攘夷の人たちは、幕府との戦争に勝って政権を握ると、なんと自分たちが言っていた攘夷(外国人排除)を捨てて、開国に舵を切ります。言っていたこととやったことは大違いの結果ですが、まあ、そういうのが人間というものです。でも尊王(天皇を中心の国にする)は実行したので、半分は成功ということが言えるのでしょうか。
変な宗教はヤバイよ
勝った方も敗けた方も(外国が入ってくるのは認めたわけで)、違いは天皇主権の国(勝ち組)と将軍主権の国(負け組)。
で、勝ち組の天皇主権の国はその後50年で3度の戦争をやり、みんなが叫んでいたいろいろな「ええじゃないか」の仏や神はなくなって、天皇が神となる国家神道になりました。廃仏毀釈と神社の統合は知ってますよね。
その後80年で、次々に大戦争を行い、広島の原爆まで、この神の国は続きました。政治(まつりごと)に神事(まつりごと)が入るのは怖いですね。人間は弱い部分があるので「神」を持ち出せばまとまる。経済がドン底になったときにナチスも「積極キリスト教」という排他的な宗教(人種差別・外国人排除)を持って党を動かしました。
でもまあ、この国は尊王攘夷から始まって悲惨な結果にいたりましたからね。歴史を知らないならともかく、なんとか細かな工夫をしながら、失敗の原因を考え、過激な意見と口車に乗らず、やっていくよりないですね。なにしろ子どもの未来がかかってます。まさか、また90年前のように子どもを軍人にするために教育をするなんてことは言うバカはいないでしょうが、ときにはバカも出てくるから怖いのです。悲劇は繰り返したくないものです。
先を見る、先を読む・・・
と、まあ、あまりの暑さが続く夜・・・・ぼーっとして汗だけ掻いていたら、そういう昔の話を思い出しました。最近は、若い世代の思考力が落ちて、すぐ扇動に乗るという話も聞こえてきます。
40歳〜50歳はゲームやネットなどデジタルの影響が出て来た世代・・・「えじゃないか。なにをやっても、言ってもえじゃないか!」という人も出てきているでしょう。その前の段階でテロがありますね。当時は「人斬り」と呼ばれてました。田中新兵衛、川上彦斎、中村半次郎、岡田以蔵・・・・対立相手だけでなく市民もどんどん切った人たちです。最近、40歳代を中心にナイフで人を刺す事件が多いと思いませんか。町を歩いている人をいきなり刺す、斬る・・・身勝手な意見を騒いで、ええじゃないかの動きがネット上でも街中でも起きてきました。160年前の状態が、また起きて来たか!? そんなことを甲府盆地の高温の中で汗をふきながら考えています。(ニュース一部閲覧)
発達対応絵本④ 2歳前半
生まれてたった2年後のことなんですが、2歳になると、ほとんどの子は親が話す言葉の多くがわかります。もちろん、1歳半ごろから発語から会話をする子もいます。もちろん、そのころから親が話す言葉、周囲の人が話す言葉がわかりはじめます。
で、ここでの注意なのですが、とかく親は、あるいは周囲の大人は他の子と比べたがるのです。これは、あまりいい効果を生みません。焦りは禁物。大きな障害がないかぎり、子どもはそれなりに言葉を飲み込んでいくのです。
当然、言葉の出ない子もいますが、心配することは、ありません。ものすごい量の言葉が耳から入っている状態なのですから・・・日常的なことはすべてわかっています。
ところが、この時期の子は、一般的には「魔の2歳」と言われます。自我が芽生え、1歳のときのように親がやる通り、言う通りをそのまま受け入れてはくれなくなるのです。とにかく突然聞き分けがなくなります。男子女子関係なく、一度ツムジが曲がるとなだめるのがむずかしい。「自分で何かをしたい」というのは成長なのですが、親から見れば、ひじょうに危なっかしい。もちろん物事をうまくこなす能力はまだ未熟ですから自分で「じれる」こともあります。親も目が離せません。こういうふうに発達の変化が大きいので適合する本を選ぶのもむずかしい感じがします。
センテンスの短い物語から
ただ、これと並行して、2歳代は想像力が増し、それとともに物語を追う力が大きく芽生える時期でもあります。自分が愛されているという自覚が出ると自己肯定感を生みますし、家族などの集団の中にいるというアイディンティティーも育ちます。だからこそ、短時間落ち着いた雰囲気や環境の中で読み聞かせをしていきたいものです。ここで「自分の形成」がうまくいくかいかないかは、思春期、あるいは大人になってから影響が大きく出ると言われているので、親と子が安定した時間を長く持つことが大切です。
この時期の読み聞かせを十分にしないと、3,4歳の物語絵本が聞けなくなることもあります。一日に15分から30分でいいですから、かならず読み聞かせの時間(とくに寝る前がよい)を取ってください。2歳の読み聞かせの定着が3歳、4歳の長い物語やウイットに富んだ物語に対応していくための大きな基礎なんです。
発達に応じた選書は大切
また、想像力が高まるため、2歳児は見えないものが見えるという特異な力を持てる年齢です。暗闇を怖がるのは、大人は「何も見えなくて危険な感じがして怖い」のですが、2歳児は暗闇に「物が見えてしまうから怖い」のです。これを生かしてモノトーンの絵本や背景が黒い絵本を与えると大人が当たり前にしか見られないものを別の見方で他の物として見ていますので独特の効果が出るでしょう。
「ちいさなたまねぎさん」の黒いページなども「怖さ」を引き出すかもしれませんが、それは想像力の高まりでもあります。2歳半くらいでの「もりのなか」などは、この想像力を発揮させるのに適切な本だと言えるでしょうね。
とにかく、2歳の本は3歳代の本格的物語絵本へ入る前の重要な時期なので発達に沿った配本が個別に組まれています。ここでの選書は先行きの絵本の選択や読書への重要な基礎になるので、選書・読み聞かせ方法などには注意したいところなのです。
配本は、性差も出ますし、個人差も出てくるので、ゆめやでは、個人別の配本プログラムを組んであります。それをその月ごとに丁寧に何度も読んでください。数多く与えれば頭が良くなるというのは幻想です。何度も読むこと、冊数より回数を頭に置いて、本を開く楽しさを感じてもらいたいのです。
読み聞かせが楽しめるかどうか
2歳前半ともなれば、就寝前のひとときの読み聞かせは眠さも引き出しますが、逆に想像力を高める時間でもあります。おそらく同じ本を何度も読むように要求しますが、それこそ内容がじわりじわりと心に定着していく時間でもあります。
子どもと言葉で接する時間なんです。もう直立猿人ではありません。言葉を介して物事がわかり楽しい、おもしろいということがわかってくる時期です。自分一人では読めないのですから親の介在は必要です。最近は保育園にまかせて、家庭ではひたすら他のことに負われる親も多くなっていますが、子どもとの心の繋がりが、読み聞かせで生まれることは確実なのでどうか、無理をしても時間を作ってください。
忙しい時代で、生活も慌ただしいとは思いますが、めげずにがんばってほしいと思います。高年齢(小学校、中学校)の読書の最初の礎・はじまりが2歳の読み聞かせだということをお忘れなく。読み聞かせできるのはわずか数年ですから。長い子育て期間から比べれば、ほんの5,6年です。(ニュース一部閲覧)
長いものも短いものもダメ
最近、社会学者や言語学者の論稿を読んでいると、「長文が読めない人が増えている。短文ですら読む気にならず右から左状態」という観察結果が多く出ている。やはり学者の先生は、学生を見ているので、最近の読めない傾向がよくわかるのだろう。子どもの話ではない。学生といってももう大人の高校生・大学生だ。文章ばかりではなく映像(ドラマとか劇や映画)も見切れないらしい。こういう指摘にはびっくりするが、読み取る力がないということは、ドラマ、映画、劇にまで及んでいるわけだ。
たしかに2時間もののサスペンスドラマはほとんど姿を消した。学者たちは、スマホの影響をまず挙げている。開いて記事を探し、スーっと見て「わかった!」となり、すぐ他に移る・・・長い文は当然、スルーする。この習慣がつくと長いものはまったくダメだろう。短いものも「わかった!わかった!」で読み飛ばす。
数分経てば、どの記事を見たか(読んだかではない)も忘れていく。
文が読めないのはスマホのせいか?
なにより、文を読むのでなく見るのだから数日後には何も残らないことになる。まあ、それはそれでいい。もうスマホを手放せない人たちなのだから。しかし、私は、その影響も大きいだろうが、じつは「言葉がわからないために文が明確につかめず、字は読めても文が把握できないのではないか?」と考えている。
たとえば表面の冒頭の文に私は「湯水のごとく」という言葉を使った。これは若い人には「?」の言葉だろう。この意味は「無料のものをどんどん(使う)」ということだが、昔は水を井戸や川から引いて使うからタダであり、湯は冬場に切っておいた木の枝や薪を燃やして沸かすから燃料費はタダだった。タダだからむやみに使っても問題ない。ところが、近代では水道料も燃料費(石油・電気)もタダではない。「湯水のごとく金を使う」「電気やガソリンを湯水のごとく使う」という形容は不自然で違和感がでる。ピンとこないのはあたりまえである。
カタカナ英語
それに反して、若い人たちは、英語が生活の中にあるからカタカナ化した英語の言葉はわかるだろう。すくなくとも私よりははるかに・・・・。ひんぱんに出てくる語を挙げようか。
エビデンス、コミットメント、コンセンサス、インセンティブ、リテラシー・・・このあたりがよく出てくる英語かな。
では、この意味が分かるだろうか? 意味をバラバラに書くから当てられるかな? 「決意表明」、「報奨」、「適切な理解と活用」、「裏付け」、「合意」。さて、どれがどれだ! こっちの漢語・日本語のほうがむずかしい(笑)かな。
と、まあ、いまは言葉の混乱期、変容期だから、一般人は学者の論説文など読めない。そしてテレビやネットの中の言葉は、以上のように頭を通過していくだけとなる。その結果、世代間の意思の疎通がむずかしくなり、世代間でも頭の出来次第で話がしづらくなる。ネットやSNSで自分の意見を認めてもらいたい人間は流行語・カタカナ英語を駆使して、自分が「わかっている人」「頭の良い人」を印象つけることばかりしか考えていない。これを受け入れてしまうと、読んでいても聞いていても聞く側・読む側の頭は理解でなく印象だけで感じる判断するということになってしまう。
明治の外来語導入期と同じくなんとか教養がカバーしないと、どんどん日本文を読める人はいなくなるだろう。そうしないと「核武装は安上がりだ」なんて言葉に「そうだ!そうだ!」と思ってしまう。
それにしてもこの夏は暑い! 「イール丼」か「イール重」を食べたいね。
解決策
文の意味がわかるために必要なことは、長編、シリーズものを読破することしかない! とくに古典文学シリーズは、歴史的な言語が使われているので、多くの言葉がわかるようになる。ふつう辞書で言葉の意味を調べるのは特殊な例で、多くの人の言語は、本を読むことでむずかしい言葉が「類推」できる力がつくのである。
読みさえすれば、時間が経てばわかってくるものがけっこうあるのだ。
「いづれの御時にか女御,更衣あまたさぶらひける中に」をすぐわかる子はいないだろう。「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす」最初読んだだけではなんのことやらすこしもわからない。ところが十年、二十年経つと、なんとなく意味が分かってくる。それは、その間にいろいろな本を読むからなのである。すべての知識は、理解を生み出す土台になるのである。(新聞一部閲覧)
今月のお願い
仕事柄と歳のせいで視力が低下して今月両眼の白内障手術を2回します。
このため来月の新聞・ニュースやプログラムの作成関係に影響が出て、発行が遅れるかもしれません。申し訳ありませんが、御理解いただいてお許しくださるようお願い申し上げます。
また、手術失敗で目が見えなくなったら、当然、字が読めなくなるし、書けなくなるので、本を捨て、ペンを捨てて、仕込み杖を買いたいと思います。
仕込み杖で、裏金を持って逃げている悪人や「核兵器で武装しよう」などという馬鹿者を叩き斬る仕事に変えたいと思うからです。
でも、まあ、半世紀近くやってきた「ゆめや」ですので、方針が変わってもまだまだ続きます。
ご理解とご支援をお願い申し上げます。
HAHATAME⑨発刊
コロナと交通事故以来,刊行をストップしてしまったHAHATAMEですが、ようやくHを出すことが出来ました。ご希望の方はご連絡ください。今回は「夜のピクニック」「誰か故郷を想わざる」「夜と霧」「浜田広介童話集」「戊辰落日」などに素材を取った内容です。
今までと同じA5判 40ページです。印刷代400円で送料はこちらが負担しますので、ご希望の方、これまでの読者の方はご連絡ください。電話かメールでお知らせくださればお送ります。バックナンバーが無くなりつつありますので@からCまでは再刊中です。
今後はカラーイラストが多くなりますが、文主体の冊子・・・楽しんでくださる方を期待してます。
お願い・メール送信の際には
●LINEやスマホ電話の慣れから、送信者名が表示されると思われている方もいると思いますが、ゆめやのPCでは前のメールを検索しないとお名前が出てきません。手間がかかります。電話は古い家電ですので、まったく何も表示が出ません。電話ではお所とお名前を先にお願いします。
●メールではご面倒でもお名前を(できれば)フルネームで、どこかにお書き添えください。
旧姓でアドレスネームが来てもわかりませんので、文尾に新姓で書いてくださるとわかります。よろしくお願い申し上げます。新聞・入金確認ハガキなど紙文書は必ず出してお渡ししますので、ご安心を。
発送会員の方へ
ニュースを2ケ月まとめて送付ということがあります。
封筒・文書用紙・印刷用紙など通信に必要なものの価格が約1.5倍に。さらにひどいのは郵便代の値上げ。ハガキ、封書を通信に使うゆめやにはたまらないものがありますが会費・通信費などの値上げはよほどの高騰がない限りしないつもりです。開店以来44年間、すべての経費を一度も値上げをしなかったので、かなりキツイのですが、ここはなんとか踏ん張ります。どこまでできるかですが・・・・。
書籍の利益はひじょうに少ないので大変です。皆様にご迷惑がかからぬように工夫で乗り切るよりありません。このため2ケ月分ニュース・新聞をまとめて送ることや個別通信も同封することにしました。毎月、欲しい方はご連絡をお願いします。
振替・振り込みのお礼をハガキで行ってましたが、そのハガキは翌月のニュース・新聞に同封します。日本郵便が6月からまた何か値上げを考えているようです。
●ですから、配本代の振替・振込は、できるかぎりお届け1ケ月以内にお支払いください。そうしないと返信が遅くなります。これまでは請求督促をハガキで出していましたが、お支払いが遅くなった場合は督促代を加算します。ご注意ください。
●振り込みの方は、振り込んだことをメールでお知らせくだされば確認は返信で連絡します。
すべてこれまでの政治の悪影響。国がすべきことをしないようにした郵政改革はしてはならないことでしたね。
アメリカが郵政民営化をしろと圧力を受けて小泉劇場が民営化を行いました。郵政労組が小泉選挙を応援しなかった私怨のようなものですが、当のアメリカは郵便は国営です。こういう公共事業は採算ではなく国民への福祉ですから利益や採算を考える組織ではうまくいかないのです。これを見抜けなかった国民の頭の悪さも、今の状態をつくった原因のひとつでしょうね。(ニュース一部閲覧)
(2025年8月号ニュース・新聞本文一部閲覧)

