ブッククラブニュース
令和7年
5月号(発達年齢ブッククラブ)

2025年・5、6月の予定

定休日は日曜、月曜、祭日です。
5月は3,4,5,6日が4連休となります。
6月は祝祭日がないので日曜・月曜が休みです。
休業日・時間外受け取りは事前にお電話ください。
外出していないかぎりOKです。当日の連絡ではなく事前連絡を!。
営業時間は午前10時30分〜午後6時30分(夏時間) 
 受け取りの方で午後6時30分以降に来る方は電話かピンポンで呼び出してください
 なにしろゆめやは零細商店ですので「昭和」の感覚でお出かけください。たいてい在店していますので店を開けます。買い物に出かけているときもありますが・・・。

お願い・メール送信の際には

 ●LINEやスマホ電話の慣れから、送信者名が表示されると思われている方もいると思いますが、ゆめやのPCでは前のメールを検索しないとお名前が出てきません。手間がかかります。
 ●ご面倒でもお名前を(できれば)フルネームで、どこかにお書き添えください。
 旧姓でアドレスネームが来てもわかりませんので、文尾に新姓で書いてくださるとわかります。よろしくお願い申し上げます。新聞・入金確認ハガキなど紙文書は必ず出してお渡ししますので、ご安心を。

読めない 見続けられない 意味わからない

 法政大学前総長、田中優子さんがおもしろい見解を述べていた(ちょっと長い文だけれど読んで!)。
 ●「私なりの理解ですが、驚いたのは、多くの人々が本や新聞を、(スポーツ新聞を含めて)読めなくなっている、という事実ですよ。なんと漫画も読み続けることができず、アニメシリーズも次々に見ることができない。映画は15分で粗筋(あらすじ)を知るか、早回しで見る。
 現代人が本や新聞を読まないことは知っていたが、『読まない』のではなく『読めない』のだとは考えてはいなかった。この違いは大きい。読まないは意思が入るが『読めない』は可能ではないこと。資質の問題だ。
 わずか30年か40年で、この読めない現象が起きているのである。

『読めない・わからない』の意味

 「これは、石丸伸二がなぜ東京都知事選で票を伸ばしたか、の結果から思いついた。戦略かどうかは知らないけれど、石丸の選挙戦略とは、こういうものだ。
 都民の多くは政策を読んでもわからないので、何が書いてあるかわからないビラを配るだけ。長く聞くことができないので演説も15分以内で切り上げ。
 その代わりSNSを使って膨大に発信する。読んでもわからない人に共感されるような石丸の体験や意見を短く語って賛同者を増やす。もちろんわからなくてもいい。そして、まともに議論はしない。するのは攻撃的なもの言いだけ。議論しないから聞く者には論破したように見え、『これは勝つな!』と思わせることができる。もちろん言っていることの中身はカラッポ。」
 「石丸が尊敬している人のリストの中に上野千鶴子と櫻井よしこの両氏が入っていることを私は不審に思っていたが、そのあり得ない両立は、聞く側が二人を『知らないから』両立できるわけだ。有名な女性の名を挙げておけば女性の味方と思われるしね。」

読んでも理解できない人々

 「大学を卒業して大手銀行に就職する人も『本を読めない』『読んでも理解できない』時代になっているわけですよ。確かに入学試験や就職試験は、本が読めなくても通る。今後も人々が本も新聞も読まず、テレビでお笑いとグルメ番組を見て、インターネットで気に入る記事だけを拾っていたら、増税だろうと改憲だろうと戦争だろうと思うままに突き進むことができるだろう。それらをいち早く実現する方法を、都知事選で石丸氏は示したというわけだ。政府はむろん大歓迎だろう。」
 「これからやるべき対策は、教育内容の見直しだ。小学校で憲法も学び、戦争の歴史と、歴代の政治政策と、投票の意味を学ぶ。中学と高校では、実際にある日本と世界の問題を議論をする。」

「生きるために読め!」と田中先生

 「そのために多くの本を読み込み、その内容を理解し、自分の言葉で語り、書くようにする。本は教養なんぞのためではなく、生きるために、読むものなのである」
 「私は学生に本を読めと言い続けてきた。20歳になって『無知・ものを知らないこと』は『自分がどこにいるか知らない』こと。無知が遊んでばかりでは困る。
 第一、それではまともな人に相手にされないし、どうにもならない。学生時代に本を読まないのは勝手だが、やがて、その『つけ』は全部自分が払うこととなるよ。
 知識や教養じゃ生きていけない、と思っているヤツはずいぶん増えたけど、結局、無知なものはやっぱり無知なのだ。どんなに気が良くて、どんなに一生懸命でも、ものを知らないというのは「自分がどこにいるか知らない」ことですからね。」
 ●・・・なんか、思っていることをスッパリ言ってくれて爽快。でも、多くの市民、とくに若者、学生。田中さんの言葉がわかんねえだろうなぁ。世の中どんどん悪くなる(泣)。(新聞一部閲覧)

忙しさの果てに来るものは・・・

 午後二時過ぎに、幼稚園バスが家の前に着きます。園児が降りて、送ってきた先生に「ありがとうございました」と丁寧にお辞儀をします。これに先生も深々と頭を下げて丁寧に応えています。なかなか良い風景ですね。幼稚園では昔からこういう挨拶=お辞儀を教えてきたのでしょう。
 私の娘たちの幼稚園にはバスがなく、先生が園児を家まで徒歩で連れて帰ってくれました、だから、親は家の前でお迎え。「ありがとうございました」「さようなら」というご挨拶を深々としてました。
 外国のことはよくわかりませんが、映画でみる限り、こういう丁寧なお辞儀や挨拶はなく、子どもがバスを降りていくシーンだけだったように思います。
 もちろん、堅苦しい挨拶無しで自由につきあうのが一番という考え方もあるでしょう。なんでもそうですが、限度というものが何事もあります。
 自由に何もしないでいい・・・それはそれでいいと思いますが、対人方法が身につくか・つかぬか・・・近年、無作法な子どもが増えているのを感じますし、それも小学生、中学生、高校生・・・になるにつけ多くなっているようにも感じます。友人同士なら、いいのですが、他の対人関係で挨拶や言葉掛けができないとさまざまな問題を引き起こすかもしれません。

言葉の勉強

 いまは人気がまったくないので配本に入れることもなくなりましたが、20年くらい前まで、かこさとしさんの「ことばのべんきょう」という挨拶の言葉やお辞儀の仕方が書かれた本を配本に入れてました。3,4歳の子に入れるとすぐに真似をしてなかなか成果があったものです。
 しかし、だんだん、反応が薄くなってきたので配本しなくなりました。ひょっとすると親世代が、こういう堅苦しいきまりではなく、そんな言葉はつかわなくてもいい、挨拶などしなくても良いと思い始めたからかもしれません。
 実際、ある時期(たしかそのころ)、学校の先生が生徒と上下関係ではなく友達関係でやっていくというブームもありました。
 でも、ゆめやは個人的には、こういう挨拶や対人関係で使う言葉が、モラルを形作っていくと思っています。モラルが消えたいま、都市部でも地方でも反モラルの事件が続出していますよね。いやいや、民間人だけではありません。政治家の行動や言動を見ても、モラルに基づいているとはとても思えません。末期状態という感じですよね。
 さらに見ると、もう親が子どもをしつける余裕がなくなっているようにも思います。なんとかなるかな。世の中がどんどん悪くなっていくので、とても無理でしょう。Z世代が親になったときにその「無理」が表面に出てきますよ。かれらは、コスパ、タイパの世代です。中身や本質の充実より、いかに手間暇がかからないか、いかに時間を費やさないかが身についた世代です。時代と社会そのものが、ここ2,30年で、その価値意識で動いてきたのです。
 最近の米騒動、外国人移住者問題、詐欺行為、ネットでの広告販売・・・・その他もろもろの社会現象は、その価値意識と並行して起きて来た問題です。つまり、モラルがないのです。売り買いよりいかに手軽に中抜きして利益を得るか、社会問題などまったく考えずに異質の生活習慣を持つ人々を、この社会で働かせるか、どうすれば手軽に金が手に入るかと言えばネット詐欺、騙し広告による販売でしょう。
 それに引きずられて、無意味なものを得るために無意味な労働をして忙しくなり、日々疲れ果てることになるわけです。

時間がない!時間がない!

 そういう人々は忙しいです。あっちに行ったりこっちに行ったり。労働時間は長くなり、わずかな休みは、旅行・観劇・娯楽・・・・朝7時から夜7時まで子ども園に預けて、帰宅したら夕食・入浴・就寝では何もできませんものね。
 親が子どもを殺したり、子どもが親を殺したりする事件が頻発していますが、これも幼少期からのかかわりの薄さがもたらすものでしょう。この国では、収入とは無関係に「買いたいものを宣伝する」ので我慢より先に買い込んで生活に追われてしまうのだと思います。いずれ、その結果も見えてくるはずです。いやもう見えているかな。
 お金のために時間を節約して、家族のかかわりを薄くしていくと生活は生活でなくなってしまうのです。そして、親と子、人と人の距離が離れていきます。この文の意味が分かるかな。ミハエル・エンデの「モモ」の一節です。
・・時間とは、すなわち生活なのです。そして生活とは人間の心の中にあるものなのです。人間が時間を節約すればするほど、生活はやせ細って、なくなってしまうのです・・・
 離れた心の距離をSNSで埋められるわけはないのです。親が、子どもが幼いころ、時間とは無関係に遊んだり、本を読んでやったりすることは、子育て効果がないように見えるでしょうが、子どもの潜在意識のなかにはしっかり根づいていきます。それは親にとっても楽しい時間で、良い記憶になるでしょう。そして子どもは良い大人になっていく。(ニュース一部閲覧)

ブッククラブの配本について

①生まれる前から生後10ケ月まで

 本が来たら、それを読み聞かせてあげればいいのがブッククラブの配本。でも、中には「なんで十か月から?」とか、「発達対応って・・・どういう対応?」と思う人もいるかもしれない。以前は、説明をして、話し合いもして納得してもらったり、しなかったりだった。あるとき、会員の意見交換やバトルまでニュース上でやったことさえある。
 だが、最近の親御さんは、おそらくこのニュースさえ読まないだろうし(笑)、わからないことを聞いてきたりはしなくなった。
 きっと、「疑問を質問すると周囲から馬鹿だと思われる」「わからないのを知られると評価が下がる」という学校教育や社会生活の影響だろう。
 でも、ゆめやは無神経なので、何度も説明を繰り返す。質問も受ける。

胎内で進化を繰り返す不思議

 左上の図を見てほしい。きっと学校でも習ったヘッケルの発生論(進化反復)の図だ。妊娠すると、受精卵はどういうわけか「生物進化のプロセスを繰り返し」て、その生物の子どもにまで成長させていく。人間の場合は十月十日でヒトの赤ちゃんとして生まれる。魚の受精卵は魚に・・・爬虫類の卵は爬虫類に・・・・獣の卵は獣に・・・・ヒトはヒトの赤ちゃんに。
 最初は単細胞と単細胞、やがて魚類のようになりエラが出て消え、しっぽが出ては消え、手足が出てきて、なんとなく哺乳類のかたちになる。・・・で生まれる。周囲は大喜びで祝福するが、まだ歩行もできない下等な哺乳類だ。それが、およそ十か月経つと歩けるようになる。
 つまり、ここで、ようやく直立猿人。ここからがヒト(人類)になる。そして文化を獲得していくわけで、周囲の環境、育ててくれる親の存在や影響は大きくなる。言語の獲得が始まるのもここから。もちろん、胎内にいるときから音は聞こえるから、なるべく快い音や声をたくさん聞いておいてもらい、十か月になったら絵と言葉をつけていけば、言葉の獲得になる。時期それなりのことをするわけですね。

原始人から文明人への道

 だから、目にするもの、動作する様子の絵の本から始めるというのがブッククラブ配本というわけです。まだ原始人だからね(笑)。
 あとは厳密に発達に合わせて読みきかせること。知識だけでなく、人格やまっとうな考え方も身につかなければ「文明人」にはなれません。ここでは親の接し方が大きなポイントになってくるわけです。その意味では最初の親ガチャかそうでないかが、0歳児での対応から決まってしまうわけです。
 やさしく相手をしてやりましょう。10ケ月くらいまでは、語りかけでいいのです。そういう対応を子どもは快く受け入れます。膝に乗せて、横に寝て、手を握ったり、軽く胸をさわったりしながら、言葉かけをしいくというわけです。この効果は目には見えませんが、子どもが大きくなった時に大きく出てくると思います。
 そして、本を開いて読み始める。
 ♪ここからはじまるあなたの物語 ずっと長く本はつづくよ。親と子が寄り添って今があって 本を読み聞かせば温かい・・・そんな気持ちで、まず最初の一冊から読み聞かせましょう。

読み聞かせのヒント

①1歳前後から1歳半くらいまで

 ブッククラブ配本では上に述べたように月齢に応じた配本をしています。同じ1歳でも3月生まれと4月生まれでは一年近く差があります。この両者に「同じ1歳だから、この本!」ていうのは、いくらこどもに許容量があっても無理というものです。まだ性差は考慮しません。そういうことは考えないで、この時期のプログラムは組んでいます。でも車・電車のあかちゃん絵本では男の子と女の子ではもう関心度が違いますね。
 配本では上にある「どうぶつ」や「くだもの」のような実物に近い絵の本から始まります。次が自分の身の回りのものや動作をテーマにした本に変わります。
 読み聞かせは、ぶっきらぼうに読まないでください。「いちご!」「きつね!」「さくらんぼ!」ではティ―チングマシンの読みです(笑)
 もちろん動作(身振り手振り)を加えてもかまいませんよ。最初は、本がいかに楽しいかを見せてやる必要があります。だから教え込みをしてはダメなんです。どういうわけか、人間は教え込まれることは快いことではないことが多いからです。(ニュース一部閲覧)

新年度の新配本@

 毎年、配本表を組む時に変化に合わせて新しい本を加え、反応が弱い本は外す。新しく入れる本の基準になっているのは時代の変化をとらえたもの、古びたパターンの物語ではなく新しいテーマの物語を探している。
 今年、小5と小4で「いつまでもともだち」という本を入れた。ハリネズミとモグラが主人公なので、なんだか子どもっぽいと思った会員もいるでしょう。でもね。これは最近あまりみない斬新なテーマで書かれたものです。まずモグラの死があります。その死を、大きな世界の循環の中でとらえるというもの。これまで児童文学で「死」はご法度なテーマでした。出版社もよく出したと思います。20世紀の浮わついた考え方を乗り越え、きれいごとで固めることもやめ、さて混迷の21世紀を生きるには・・・新しい考え方が必要ですね。じつは江戸時代には、もうこういう考えは人々に染み渡っていたのですがね。
 さて、読んだ子が「モグラの死」をどうとらえるか、楽しみでもあります。ちょっと話が長い本。長文に慣れる最初の関門かもしれません。本を深読みする練習もしてください。

Sekai No Owari
①最近、世界が終わると騒いでいるが・・・

 Sekai No Owari と言っても、音楽グループ「Sekai No Owari」の話ではない。
 文字通り「世界の終わり」についてなのだが。そりゃなんてたって最近、地震とか台風とか噴火とか大きいものが多いのでみんな内心、不安に思っている。でも、変化自体はいつでもどこでも起きている。昔も今もこれからも・・・・。
 人はたいてい世界の終わりは天変地異だと思っている。つい最近もペルーで地震、メキシコも二回目が大きかった。噴火もあるし、なんかおかしい。マヤ文明の伝説は太陽神の滅亡神話だから南米の人には「世界の終わり」感が昔からあるようだ。去年の九月のからの太陽フレアも「怖かっただろうなぁ」と思ってしまう。日本人のように原発が爆発してもまだ動かそうという神風精神なんてないから、南米の人たちの不安はわかる。また世界が終わると思っているんじゃないかな。

終わりは来る?終わりがない?

 脳天気なおまじない神道では「世界の終わり」を記すものはないから日本人は特攻隊になるのも平気かも。だけど、世界の高等な宗教には、昔から、この世の終わりを予言する言葉や書が多い。聖書も、アズテカ暦やノストラダムスの詩まで・・・いろいろ生まれては消え、消えては現れる。こういう終わりの話が流行っている時はドキドキハラハラだが、多くは予定日を過ぎても予言通りにならないものだ。
 天気予報だって当たらないことが多いのだから、滅亡なんて大きなことは予言できない。逆に終わりは、「予言など無しで起こる」かもしれない。そんなことに頭を悩ましているよりは足元の身近な問題を解決した方がずっといいのではないか。物価の問題、モラル崩壊の問題、・・・でも、周りのことは他人事で、自分に降りかかってくることとはなかなか考えないのも私たちの悪いところだ。たしかに災難ばかり考えていたら道もロクに歩けない。電車にも車にも乗れない。デモやストでは終わりは来ない。世界の終末?と言われるとビビるが、・・・
 「世界の終末」におびえるより、子どもたちと毎日の生活を楽しく迎えるほうがずっと心や体の健康のためにもいいのはわかりきっている。むかしの日本にはこれほどの不安感はなかった。まだまだ、なんとかがんばれば終わりにはならないと思うのだが・・・・終わるとはどういうことなのだろうと思う。
 それが書いてある本を探して読んでみるかな。(新聞一部閲覧・つづく)

発送会員の方へ

 ニュースを2ケ月まとめて送付ということがあります。
 封筒・文書用紙・印刷用紙など通信に必要なものの価格が約1.5倍に。さらにひどいのは郵便代の値上げ。ハガキ、封書を通信に使うゆめやにはたまらないものがありますが会費・通信費などの値上げはよほどの高騰がない限りしないつもりです。開店以来44年間、すべての経費を一度も値上げをしなかったので、かなりキツイのですが、ここはなんとか踏ん張ります。どこまでできるかですが・・・・。
 書籍の利益はひじょうに少ないので大変です。皆様にご迷惑がかからぬように工夫で乗り切るよりありません。このため2ケ月分ニュース・新聞をまとめて送ることや個別通信も同封することにしました。毎月、欲しい方はご連絡をお願いします。
 振替・振り込みのお礼をハガキで行ってましたが、そのハガキは翌月のニュース・新聞に同封します。日本郵便が6月からまた何か値上げを考えているようです。
 ●ですから、配本代の振替・振込は、できるかぎりお届け1ケ月以内にお支払いください。そうしないと返信が遅くなります。これまでは請求督促をハガキで出していましたが、お支払いが遅くなった場合は督促代を加算します。ご注意ください。
 ●振り込みの方は、振り込んだことをメールでお知らせくだされば確認は返信で連絡します。
 すべてこれまでの政治の悪影響。国がすべきことをしないようにした郵政改革はしてはならないことでしたね。
 アメリカが郵政民営化をしろと圧力を受けて小泉劇場が民営化を行いました。郵政労組が小泉選挙を応援しなかった私怨のようなものですが、当のアメリカは郵便は国営です。こういう公共事業は採算ではなく国民への福祉ですから利益や採算を考える組織ではうまくいかないのです。これを見抜けなかった国民の頭の悪さも、今の状態をつくった原因のひとつでしょうね。



(2025年5月号ニュース・新聞本文一部閲覧)

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