ブッククラブニュース
令和7年
2月号(発達年齢ブッククラブ)
2025年・2月3月の予定
定休日は日曜、月曜、祭日です。
それ以外の休業日は、2月はありません。3月は20日の春分の日が休業。
休業日・時間外受け取りは事前にお電話ください。
外出していないかぎりOKです。また前日のご連絡なら在店するようにします。
★通常日の営業時間は午前10時30分〜午後6時00分(冬時間 3月3日まで)
受け取りの方で午後6時以降に来た方は電話かピンポンで呼び出してください。
なにしろゆめやは零細商店ですので「昭和」の感覚でお出かけください。たいてい在店していますので店を開けます。ご遠慮なく。たまに買いものに出かけているときもありますが・・・。
井戸端会議
最近、ウイークディはとてもヒマ。フルタイムで働くお母さんなかりだからです。買い物はどうするんでしょう。多くが宅配を利用しているのかな?だからわずかな数の受け取りに来るお客様と長話になることが多い。
月末の午後、受け取り会員のFさんと「最近の世の中はしょうもないことが多すぎるよね。」と話し始めた。雑誌もテレビもネットも、どうでもいいようなことばかりが話題になっている。するとFさんは「関心も持たず、見ない・読まない・話題にもしない」と話す。「CMもなんだか嘘くさいものばかり」と言うので「昔はサギのようなコマーシャルはなかったですよね。」と私。
値段半額、それを飲んだらお肌ツヤツヤ、皺(シワ)が消える、毛が生える、膝が治ってスタスタ歩ける・・・身近でそんな効果を話してくれる人は一人もいないのだが・・・。こうなると世の中全体が、詐欺状態だ。・・・・・「まったくです。」「嫌ですね。」となる。
心を打つドラマやドキュメンタリーがなくなったので、私はこの十年、テレビを見ない。おかげで、政治・芸能・事件のゴシップの山やCMも見なくてすんでいる。
ところがネットは見たくないのに最初の画面に「しょうもないニュース」とCMの山・・・これに、名も知らぬ芸人、芸能人、スポーツ選手が「ああでもない」「こうでもない」とコメントする。自分の名を売りたいのだろうが、こんなものをPC画面で読んでいたら、すぐ日が暮れるから、かなり前からトップに検索窓しかないGoogleに代えた。
21世紀なんだから
昔はこういう話は「井戸端会議」と言い、長屋のおばちゃん、おねえちゃんが井戸端で洗濯しながら身近な事件や人のうわさを話していた。もちろん言いたい放題で言った責任などだれも取らない。だが、言いっぱなしでも「お咎(とが)め」なし! みんな暗黙の了解で次の日はまた別の話という平和なものだったのである。言ったことは井戸端だけにすぐに水に流すというわけである。近所の人とのコミュニケーションの場が「井戸端」で、ゆめやの店先も同じ井戸端となり、話に花が咲く。
ところがSNSは原則・無料なので誰でも言いたい放題が言え、頭の良し悪し、意見の高低など関係なく山ほど載るわけだ。まあ大衆社会の「成れの果て」が、ネットなのでしょう。こんなものを相手にするより、我田引水ですが、必要な考えや探したい意見は書評や専門家に聞いて本を探した方が早道だと思うのです。その方がこちらの考えも深まります。本が読める人ならね(笑)。SNSの井戸端会議は悲惨です。自分たちがおもしろがるために、『残酷を娯楽としたい』がために『他人の苦痛』を見世物にして、自分たちの慰さめにするだけのはなしです。
モラルが生まれないと
こういうことは、すでに中国の碩学・魯迅が『評論集』で言ってます。他に対する雑な意見とは「自分だけは『運よくそこから逃れることができた』という自慢なのだ」と。
まああの広大な国ではいくら倫理を説く偉人が出ても国民が生き抜くのに必死で倫理どころではありません。江戸時代はともかく、現代の日本も人々は生き抜くのに必死でモラルが薄れ、中国と同じようになっています。だから、そこで他人の不幸を喜ぶことで生きようとするのでしょう。
ドイツ語にSchadenfreude(他人の不幸を喜ぶ)という言葉がありますが、こういうのは世界中の人が持っている気持ちなのかもしれません。とくに子どものころに無力感を植え付けられた人は、目先の利益に右往左往する小さなエゴ人間になります。「他者の不幸に無関心」は「他者の不幸を喜ぶ」にまで落ち、他人をいじめることに娯楽を見出すわけです。もう、これは大人ばかりでなく、子どもの世界でも起きていることです。イジメですよね。人間は、他人が不幸になったり、苦しみや失敗に見舞われると嬉しくなる気持ちが出る嫌な性格も持ってます。
これを抑えるのが「モラル」ですが、対人関係の作法や倫理を教わらなかった子どもや大人にはできません。SNSがそれを煽る道具にもなっています。これでは江戸時代の「井戸端で話題が終わる会議」や「寺子屋で教わる論語」のほうがはるかに効果的だと思うのですが・・・・。(ニュース一部閲覧)
トムテのはなし
なんだ、かんだ言いながらも冬は寒いですね。インフルエンザ罹った人も多いことでしょう。ゆめやのある甲府はほとんど雪が降りませんので湿り気が欲しいところです。
長い冬の夜はお子さん相手に読み聞かせをするご家庭も多いことでしょう。我が家は、食事、片付け、洗濯が母の仕事だったので、父は入浴と、読み聞かせ、寝かしつけが分担でした。それでも読み聞かせの小さな記憶は残る。
寒い夜は、冬がテーマの本を選びます。この中で次女がよく手にした本で「トムテ」がありました。今でも部分的に配本に入れているのですが、なかなか内容がむずかしい本です。次女は、おそらくトムテの姿が小さなサンタクロースに似ているので好きなったのでしょう。大好きな本でもなく、感想を言うわけでもなく、なんとなく数度持ってきて冬が終わるというものでした。なにしろ文は[詩]ですからね。トムテはむずかしい絵本でした・・・こんな文です。
・・・・「昔からトムテは子どもを見守ってきた。この子どものお父さんが子どものときも、おじいさんが子どもだったときも、ひいおじいさんが子どもだったときもトムテはこうして見守ってきた。」・・・「だが、人はどこから来るのだろう。子どもが親になり、またその子どもが親になる。にぎやかに楽しく暮らし、年老いてやがて行ってしまう。だが、どこへいくのだろう。トムテはつぶやいた。『むずかしすぎる! わしにはやっぱりよくわからん。』・・・・5歳の次女は、この意味はわかりませんでした。でも、小型のサンタさんのような座敷童子(ざしきわらし)・トムテの姿は気に入ってました。
スウェーデンの文化
この本はスウェーデンのもので、文は150年も前のものです。絵本になったのは1982年、ゆめやより2歳若い本。
最初読んだとき、「これほど深い本をスウェーデンでは子どもが読んでいるのか!?」と驚いたものです。十年くらい基本配本でいれたのですが、あまり反応がなく部分配本や副読本にして今に至っています。スウェーデンの本は他にもエルザベスコフのものを何冊か使います。彼女の本も、家族が生活していくことが中心で深みのあるテーマが展開されます。人の「生」とか「生きる技術」などを前面に出したものが多いですからね(「ペレのあたらしいふく」「もりのこびとたち」U.S.W.)。
こういう絵本から見るとスウェーデンは欧米の流れに乗っからないで独自の考えを持った国だと感じます。国民が哲学的思考に慣れているのでしょう。個人が考えを深めて世界を見るという独自性は大切なんですね。
例えば・・・。我が国を始め世界の潮流は子どもの教育がデジタル化推進でタブレット教育や電子黒板を推し進めます。脳への影響や行動の変化などの研究も不十分なまま電子機器を使った教育を定着させています。でも、なんとスウェーデンでは2023年夏「6歳以下の子どもたちにはデジタル機器を使った学習を減らし、いずれ完全撤廃」という提案がなされたのです。すでに紙の教科書、印刷物での授業の再評価が始まっており、本を読んだり文を書いたりする時間を設けているのです。この発想はドイツやオーストラリアにも及んでいます。
さて日本では・・・
日本は行きつくところまで行かないとわからない「特攻隊」の国ですから、世の中の流れに乗るのが一番だ!と、ドーッと「終戦」まで突き進むことでしょう。
まあ、これは学校の勉強が好きでなかった私の勝手な意見で、中には高度なIT技術をどんどん進めて、日本の子どもを天才に育てようという成績至上主義者も多いでしょうね。
でもね、大人になって学校時代の記憶をたどると、そんな学習した成果などまったくなく、先生と河原で取った虫や山に登ってみんなで歌った歌くらいしか記憶してないのです。もちろん「読み書きソロバン」はできます。
成績優秀な人は思い出も違うでしょうが、機械と格闘して覚えた体験は美しい思い出として残るでしょうか。国の良し悪しで人の未来は変わる。子どもの未来も同じ。中東やロシアを見ていればわかりますね。良くするも悪くするも考えひとつ、国ガチャに負けぬよう、トムテの疑問が持てるような大人として子どもに接したいものです。(新聞一部閲覧)
読み聞かせについて
⑪本は人を選ぶ
読み聞かせは、文を読むための基本的な段階の作業だ。
もちろん、親と子のつながりにもなるし、なんとなく本の中の考え方・テーマが子どもに沁み込んでくるものでもある。
ただ、おもしろいのは、それなりの本をたくさん読み聞かされておもしろがった子の多くに聞いても、内容をしっかり覚えている子がほとんどいないことだ。
「ぐりとぐらってどんな話だったっけ?」と小学4年生に聞いても「おもしろくて好きだったけど、どんな話だったっけ?」というていどの記憶である。細かい部分まで記憶していていいほど読み聞かせたのにできあがったカステラくらいしか頭にないようだ。まあ、これは記憶対象が「食い物」で作家の中には自作が人気が出るように食べ物を主体にする人が多い。アンパンマンが人気なのは登場するキャラクターがみんな食い物だからである。動物だったり玩具だったりしたら、あれほどの人気が出ただろうか。このことはインスタグラムやFBなどの記事を見ていると「食い物」の写真が圧倒的に多いことでもわかるというものだ。食い物には弱いのが人間なんである。ただ、年齢が上に行っても内容の細かい記憶はあまり残らない。
印象を感じてるだけかも
例えば、インパクトの強かった「おしいれのぼうけん」や「こんとあき」などでも同じで、ほとんど細部の記憶がない子が多い。あんなに好きだったのに!と親は思うが・・・・意外に覚えていないものだ。
つまり、細かい事柄はそのときにはほんとうによく記憶するが、時間が経つと覚えていないのがふつうなのだ。楽しい内容で、自分の気持にマッチしたものでさえ、時間が経つと記憶が薄れるのがふつうの子どもである。早期教育の失敗は、このへんに原因があるのかもしれない。つまり3〜4歳までの学習能力は記憶力ではないということである。好きな内容は楽しむが、その内容の事柄を細かく記憶しようという力が働かないのである。つまり聞いて反応するのは感覚的なものということだろう。
このことは、哀しい内容、涙を誘うような本を子どもは嫌うことから考えるともっとよくわかる。
悲しいことやものも
配本では「おおはくちょうのそら」や「スーホの白い馬」である。悲しい結末で、読み終わったとたんに「もう一回読んで!」という子はまずいない。大人よりはるかに「悲しさ」の本質そのものを瞬時に見抜き、自分の身や周囲に起きたら嫌だ!という気持ちになるからだろう。ま、本能的なものだ。
つまり一回読めばテーマの意味がわかるのである。こういう本は無理やり何度も読み聞かせる必要はない。一度でわかってしまうものだからだ。
なにが言いたいかと言うと、幼児期の読み聞かせは内容を覚えさせるためにはまったく意味がないということである。
かんたんにいえば、快かった、楽しかった、おもしろかった、こういうことがあるといいな、哀しい、こういうのは嫌だ!という感覚的な捉え方をするので、細かい内容は忘れるのである。
ただ、質の良い物語に触れると、そこには人間の多様な行動や考えが込められているので、それを感覚的に自分の心の内部に沁み込ませて、やがて人を見る基準を作っていくと思うわけである。それは成長していく過程で、友人や周囲の人間の本質を見抜く力にもなっていく。「この人は信用できる」「あの人はなんだか危ない」「長く付き合える」「今だけにしておこう」という対応力がつくのである。この力は論理的なことではなく感覚的なものである。もちろん絵本や本ではなく、大きくなって演劇や映画、ドラマでも身につけられるが、まずその基礎が幼児期の読み聞かせだと思う。
個人的な経験例で申し訳ないが、私は読んだ本のおかげで人を判定する生き方で、かなり多くのステキですぐれた人と出会うことができた。もちろん嫌な人間と離れるやりかたも身に着けた。いまでは、本に付き合う人を選んでもらったのだと思っている。(ニュース一部閲覧)
個人的に危険を避ける・・・
とにかく不安を煽る事件が続発で、この国の為政者は何を考えているのだろうと思います。でも、国が国民の安全や保証を最優先にした歴史はいまだかつてないので、逆に国民がそれに考えなくてはならない時になっているのかも知れません。
江戸時代は限度を越えたことをすると罰がきびしかったですね。一分銀を盗んで捕まっても痛い目に遭うだけですが、十両盗めば首が飛んだようです。悪いことをすれば「打ち首獄門」、裏金がばれたら武士なら切腹だったでしょう(笑)。
前々回にも書きましたが小倉南区のマクドナルドに並んでいた男女中学生が43歳の男に刺された殺傷事件。防御しようもないいきなりの犯行は精神異常者で片付けていいものかどうか。悲惨すぎます。親の気持を考えたら・・・。
40歳・50歳でもまともにならない
これはどこでも起こりそうだな!と思ったらまた長野駅前でも同じ殺傷事件。これも精神異常者? この事件はすぐに捕まらなかったのですが、年齢はだいたい分かったのでゆめやの井戸端でしゃべっていました。「この犯人もぜったい40歳代!」とね。案の定、46歳でした。うまくいかない自分への反感を無鉄砲に社会に向けた? 40歳代は幼児期からゲームを操っていた世代です。切れる人も当然出る。
このところ、見ていると親の子殺しや子の親殺しも目立ちます。反感を社会に向けないで親や子などの肉親に向けていくというのはどういうことなのでしょうか。感情を抑えられない思春期の若者ならともかく、五十歳代の子が七十歳代の親を・・・衝撃です。でも、ほんとうに「衝撃」があるのかどうかというと「?」かも・・・。
なぜかというと、この十数年あまりにも多くの事件が起き、人の気持は鈍感になってしまいました。「またか」、「かわいそうに…」くらいで、多くの人が新聞紙上の出来事、テレビ・ニュース内のドラマとしか取らなかったのではないでしょうか。つまり、他人事です。
でも、当然、事件や事故で肉親を失った親たちの説明しがたい気持も存在しつづけます。理不尽と不条理がどんどん増えて・・・・。新聞はセンセーショナルな見出しと数十行の事実で次の交通事故の記事に移り、テレビもまた数分の報道で芸能人の事件番組やバカタレどものバラエティに移っていきます。次から次へと……ね。だから、そんなものに振り回されていると考える暇がない・・・。本を読む暇もない。
そこには、殺された親や子どもを失った親たちへの「思い」も出ない。テレビを観ている人たちには子どもを殺された親の気持に自分の気持を置き換えることもない。考えもしないうちに、「自分の子には絶対にこういう事件は起こらないだろう」というつまらない確信まで生まれてきます。
豊かさの裏側
これらの事件の本質は、豊かさが生んだ悲劇です。どこにも抑制がない。でたらめな育ち方をした人間が平気で自分の欲を拡大する世の中です。抑制が外された時代にはこういう悲惨な事件が起きることは昔からありました。
三千年以上前、豊かさを得た人が同じような世の中をつくってデタラメを始め、神がモーゼに十戒を与えた話は有名です。「休みの日には休む。親は大切にする。殺人はいけない。姦淫もいけない。盗みもいけない。偽証もいけない。他人の物をむさぼってはいけない。他人の妻や家畜や奴隷など隣人のすべてのものをむさぼってはいけない。……」…これが十戒ですが、なんとまぁ、今の世の中に当てはまることか。私は宗教を持たない人間ですが(宗教も戦争や悪事を生む)、歴史は少しかじりました。こんなに休日に働く時代はかつてあまりなかったし、乱世のように父母を敬うどころか打ち捨てる子さえ出てきています。姦淫なんてあたりまえ。盗みなど少年から老人までやっています。政界・財界・企業まで偽りの連続。あとの維持など考えずにつくられるインフラ。振り込め詐欺など隣人をむさぼる日本人は山のように増えています。もう少し、想像力を高めないと・・・危うい方向に・・・・行きかねないのです。
欲をかくと
これへの対策などあるでしょうか。スマホを持たせようが、GPSをつけようが、心がゆがんだ犯人がいたら対策もケアも無意味なのです。人に対して思いがいかなくなった時代。企業の販売ブームに乗せられて子どもの心をTVゲームやインターネットで劣化させてしまった家庭の悲劇が、この「人に思いをかけない」世の中をつくってしまったわけです。どこかの首相は「自分の暮らす地域や故郷を良くしたいと思い、未来を信じたいと願っている人々、すべての国民の期待に応える。」と演説しましたが、それと戦争道具を買ったり、バブルを煽って一儲けするのは矛盾しないのでしょうか。強欲を隠すための言葉のような気がします。
十戒を無視した人々に神は怒り、「ソドムとゴモラ」という都市が滅んだ話も聖書に載ってます。本に書いてないことはないのです。読んで想像すれば見えて来るものもある。人間という動物は神の怒りに触れないと懲りないものかもしれませんが、大津波や原発事故などが起きても懲りない人間もいるのです。
もう少し、より多くの人に思いをかける…自分の子だけではなく人の子にも…子を亡くした親にも、さびしい老人にも…そして、悪さをする人間とは断固戦う強い心が要求されている時代になってますね。そのためにも、時間に追いかけられないゆっくりとした生活を取り戻す必要があります。欲をかくから時間に追われるのです。 (新聞一部閲覧)
発送会員の方へ
ニュースを2ケ月まとめて送付ということがあります。
封筒・文書用紙・印刷用紙など通信に必要なものの価格が約1.5倍に。さらにひどいのは郵便代の値上げ。ハガキ、封書を通信に使うゆめやにはたまらないものがありますが会費・通信費などの値上げはよほどの高騰がない限りしないつもりです。開店以来44年間、すべての経費を一度も値上げをしなかったので、かなりキツイのですが、ここはなんとか踏ん張ります。どこまでできるかですが・・・・。
書籍の利益はひじょうに少ないので大変です。皆様にご迷惑がかからぬように工夫で乗り切るよりありません。このため2ケ月分ニュース・新聞をまとめて送ることや個別通信も同封することにしました。毎月、欲しい方はご連絡をお願いします。
振替・振り込みのお礼をハガキで行ってましたが、そのハガキは翌月のニュース・新聞に同封します。日本郵便が6月からまた何か値上げを考えているようです。
●ですから、配本代の振替・振込は、できるかぎりお届け1ケ月以内にお支払いください。そうしないと返信が遅くなります。これまでは請求督促をハガキで出していましたが、お支払いが遅くなった場合は督促代を加算します。ご注意ください。
●振り込みの方は、振り込んだことをメールでお知らせくだされば確認は返信で連絡します。
すべてこれまでの政治の悪影響。国がすべきことをしないようにした郵政改革はしてはならないことでしたね。
アメリカが郵政民営化をしろと圧力を受けて小泉劇場が民営化を行いました。郵政労組が小泉選挙を応援しなかった私怨のようなものですが、当のアメリカは郵便は国営です。こういう公共事業は採算ではなく国民への福祉ですから利益や採算を考える組織ではうまくいかないのです。これを見抜けなかった国民の頭の悪さも、今の状態をつくった原因のひとつでしょうね。
(2025年2月号ニュース・新聞本文一部閲覧)