ブッククラブニュース
令和6年
10月号(発達年齢ブッククラブ)
2024年10月、11月の予定
定休日は日曜、月曜です。
10月は臨時休業はありません。日曜・月曜のみが休業です。
11月は23日が休日ですが、土曜なので来店受け取りの方のために営業します。
休業日・時間外受け取りは事前にお電話ください。
外出していないかぎりOKです。また前日のご連絡なら在店します。
★通常日の営業時間は午前10時30分〜午後6時00分(秋彼岸から)
受け取りの方で午後6時以降に来てしまった方は電話かピンポンで呼び出してください。
なにしろゆめやは企業ではなく零細商店ですので「昭和」の感覚でお出かけください。たいてい在店していますので店を開けます。ご遠慮なく。たまに買いものに出かけているときもありますが・・・。まずは遠慮なく。
発達対応絵本⑥ 3歳-1
3歳になると面白いほど物語に食いついてくるはずです。読み聞かせている親は当たり前に思うかもしれませんが、最初の時期の絵本を思い返してみてください。あんな単純な絵本からもう大人自身がおもしろいと思える絵本を楽しめるようになってくるのです。
最初の読み聞かせから2年・・・多くの子どもは自由に会話ができ、意志の疎通もちゃんとできます。子どもの成長の速さには驚きですよね。
3歳代の絵本の特徴は、確実に進むストーリー、展開のあるお話、読み聞かせた後に楽しくなる結末・・・という3要素を持っているものが選書のポイントです。
3歳の物語絵本は、これから後のすべての読み物の出発点ともいえます。配本選書は季節に応じ、月齢に合わせたものをプログラム構成に入れます。特定の分野に偏ったプログラムは組みませんので、配本を楽しめるようにバランスよく読み聞かせてください。2歳の読み聞かせの時に説明しましたが、なるべく好奇心、関心が特定の分野に向かないように・・・「物語のおもしろさ」を味わえるようにすることが読むポイントです。
多様な本が楽しめるようになる
3歳前半では、多少の演出(抑揚や声色、手振り、身振り)などを入れてもいいですが、なるべく早めに淡々とした読み聞かせに切り替えることをお勧めします。読み聞かせは読み手が目立つための派手なパフォーマンスではありません。やがて読書に入っていくためのものです。読書は絵がなくなり字を追うものです。
つまり、追った文がやがてお子さんの言葉になり、言葉が頭の中で想像力を使って世界を描くわけです。これがテレビやYoutubeと決定的に違うものです。
そのためにも言葉からイメージする訓練がなされないと読書の土台ができません。演出やパフォーマンスで表現するのではなく、言葉から内容がイメージできるような状態にしたいものです。
お誕生月によって配本は違っているが
配本では月齢に応じて、多彩な絵本を組み入れていきます。もちろん季節に合わせて配本します。ですから届いたら、その月の本から読み聞かせを始めてください。まだ1冊を何回も読む必要がありますね。
最近の母親は量攻めの人が多く、とにかく手あたり次第読み聞かせをする人がいます。これは一人読みに入るときにうまくいかなくなる例が多いです。それは4才なのに6歳くらいの本を読み聞かされると、中身がきちんとわからず、読み聞かせだけを頭の上で通過させてしまうからのような気がしてます。
もちろん教え込もうとか、言葉をたくさん覚えさせようという欲があると、どうしても大量に与えがちですし、いまは裕福な家庭は平気でたくさんの本を買い込めますが、ネット広告で人気の本ばかり集めるので質の悪い蔵書になり、まあ効果はないでしょうね。
少ない数でも、一か月に1,2冊をていねいに読み聞かせれば十分なんです。返してしまう本でなければ、また引っ張り出して楽しむでしょうしね。
言っておきますが、読み聞かせの本は借りてきて読んでは返し、また借りてきて読むのでは、ほとんど読み聞かせの効果はありません。わずかでも(月1冊でも)本を買ってきて読んであげる・・・・その本は本棚に残る・・・・これでないと子どもは中身まで自分のものにできないのです。もちろん中身も数年後には忘れてしまうことでしょうが(幼児の読み聞かせでは成長した段階で内容まで覚えている子は少ないのです)それでも所有したものの中味がなんとなく頭の中で「核」になっているのが幼児期の本なんです。だから、まずは楽しく読むことは忘れずに・・・ですね。いつか、親は、この時期(3,4歳)の読み聞かせがいちばん良かったと感じることでしょう。
天災で日本人の性格はつくられた・・・?
この記事を書いているのは暑い暑い九月末の午後です。報道も今年の夏の暑さをあれこれ言ってますが、書いている最中にも北陸は豪雨、能登はまた大洪水! 被害は大きいですね。今年は台風の当たり年のようで、まあ何度も何度も・・・・でも、生まれてこのかた自然災害のない年はなく、いつでも何かあります。地震・津波・台風・竜巻・洪水・噴火などにくっついて、大雨、がけ崩れ、森林火災・・・などが間に入ります。
印刷があがってきた10月5日もまだ蒸し暑さが残っていました。簡単に言えば温暖化でしょう。あたりまえです。半世紀前、ほとんどの家にクーラーはなく、車も半数以上の家庭が持っていませんでした。それが今、一軒の家に3,4台のクーラーがあり、車も2台以上・・・ゆめやの周辺の家庭では4台持っている家もめずらしくありません。これが一斉に排気するのですから、温かくならないわけはありません。我慢はできないでしょう。
自然を見て判断する方法
私は子どものころから床下浸水を3度経験して、低地に家があるのは良くないと思い、高台に引っ越しました。移転してもう30年以上経ちますが、標高があるのでとりあえず水の被害はないです。武田信玄の居館の近くです。
まあ、ゆめやが水に浸かったら、甲府盆地は大きな湖になることでしょう。そのくらい標高がある場所です。なぜ、現在地にしたかというと、信玄は石和というところで何度も洪水に遭い、どこか安定した土地に!と思い、風水で館の位置を決めたのです。かんたんにいえば、京都の御所と同じ条件で探したのですが、なるほど信玄館は東に山・西に山・北にも山があり、南が開けた地形です。館もお城のように立派な建物ではなく、攻められる前に攻める・・・という独特の発想のただの屋敷みたいなものです。こういうのは地震や風水害に強いらしいです。なるほど、京都は地震や台風であまり被害を受けませんよね。戦乱で燃えたことは幾度かありましたが・・・・。
近代的・科学的・西欧的が万能の考えでは・・・?
この30年間で日本の町は大きく変化しています。耐震建築、耐火住宅・・・欧米型の建物が建ち始めました。国もこれを奨励してます。都会はアメリカやヨーロッパの都市のようです。
でもヨーロッパには地震はありません。海底地震もないので津波がきません。アメリカも西岸ではあるものの歴史的なことがわかっていないので大災害まではいかないでしょう。そういう国の天災に対する発想は薄いものがあり、防災建築も生活建築も軽いものです。長持ちさせることだけ考えて造りますが、日本はそうはいかず、壊れたらまた造ることの歴史でした。
ちゃんと考えていた人もいたのだが・・・
ところが、明治以降、西欧の猿マネで国づくりが始まり、みんなそれに乗りました。ヒサシ・軒のある屋根(夏冬の日光調整にはいいのですが)、庭などの空き地がなく密集する家。こんな西欧のような家並みがや街づくりが危ないことを科学者・寺田寅彦が随筆で書いています。現代の批評家もおどろくような視点、災害は来るものだから乗り越える国民性みたいなもので書き連ねます。
戦前の文なので読みにくい人もいますが、中高校の「読める子」には毎年配本しています。今年も関東大震災のあった9月の配本でした。こういう考え方があれば、バカな土木事業で復興とか、危険地域への住宅造成などなくなるのですけどね。東南海地震を見回った寺田の記録では明治以降の西洋化した住宅や建ててはならないところに造った町の被害は大きく、昔ながらの村落や町は大した被害もなく残っている、と書いています。学校の勉強では教えないことがらです。こういう本を読める力も子どものころからの読書の成果でしょう。
見る力を失わないように
寺田寅彦は昭和初期に「日本人の自然観は失われた」と書いています。この観察力は鋭い。西欧の真似から戦争も始まったのです。それはおそらく前代の知性の結果を読み取れない教育が行われ、そこから出た「頭の良い人たち」も、この国に合わない異なった知識ばかり身を付けたのではないでしょうか。たやすく天災に対応する知識や先人の知恵を読む力は重要です。国土に合った考えや技術を生み出す文化をつくる頭脳。天災を切り抜ける知恵や技術をつくるために!が、読む目的。私は、読み聞かせから始まる読書の成果が、やがてこういう本にたどりついていくことを望みとしています。成績ばかりよくても大人になると、「どこが頭がいいの?」というろくに話もできないような人に出会います。世の中のことや人の変化についてまったく関心がなく、つまらないオタク的知識ばかりしゃべる「頭の良い」人もいます。なんだかなぁですが・・・・この国も末期になったのでしょうか。(ニュース一部閲覧)
見渡せば花も紅葉もなかりけり
お米は確保できたでしょうか? 出てきた新米はとんでもない値上がり。夏までの定価の1・5倍にも。農政や備蓄がきちんとできていないのを実感します。地震の後始末もできないうちに起きた洪水も大変なのに能登の復興は短期でできるのでしょうか。マスコミも政治家コンテストで騒ぐだけで、きちんとした意見が見当たりません。まさに上の歌のような状態です。
とにかく、どこを見ても金、金、金の世の中で金と地位がチラつくのですが、世の流れをみていると、こんな時代が長く続くわけもないのです。のし上がった人ににとっては「この世をば我が世と思う望月の欠けたることのなしと思へば」という傲慢なうたを出したいところでしょう。
でも、月は欠けていくのです。もちろん満ちることもある・・・この傲慢な歌は歴史の流れも、ものの道理もわからない人の歌なんでしょうね。
裏のトマトも秋の夕暮れ
さて上の見出しの歌は、いま「光る君へ」で有名な「道長さん」の五代くらいあとの有名人(藤原定家)の名歌の上の句です。有名なので、多くの方は新古今の本歌を知ってますよね。「見渡せば花も紅葉もなかりけり浦の苫屋の秋の夕暮れ」です。でも私がひねると下の句は「裏のトマトも秋の夕暮れ」です(笑)。
ともにわびしさが漂う歌ですが、今年の夏は高温で野菜がうまく実りませんでした。なんとか新米で米の確保はできましたが、値段はどんどん上がってます。
お金持ちの方々や権力を掌握した方々は藤原道長状態になっているのでしょうが、いずれ満ちた月は欠ける。欠けた後は真っ暗になることもある。こういう世の流れが見えていないのでしょうね。
でも定家さんの歌は、道長さんの上の傲慢な歌よりはるかに出来がいいです。もっとも最近は道長めいた傲慢な歌を作りそうな政治家や起業家ばかりですよね。知性の裏がね〜のか言葉まで露骨です。
いまや物の売り買いだけでは、いくら値上げしても儲けが出ないので、平気で戦争に便乗して武器を売ったり買ったり、災害に便乗して工事をする、商業は詐欺のような広告宣伝で、なんとか買わせようと広告洪水を起こす。やはり裏には彼らの政治があります。次世代や子供のことをまったく考えない人々・・・・こんな状態にしたのは誰なんでしょう。
商業ひとつとっても
だから、企業家は物を売るので必死です。そして売らんかなで広告を打つ。いまや私たちは広告漬けと言ってもいい状態です。企業は広告業者を使ってどうすれば民衆が広告を見るか、心理学・統計学・行動学など、あらゆる専門家を使って、ひょっとすると陰陽師や星占い師(笑)まで動員して、資金にまかせて広告を打ってきます。
「4980円のところを30分以内に申し込みの方にはなんと80%OFFの980円、送料無しで」なんて「文」を聞く(読むではない)と、「いったい原価はどのくらいなんだ!」と思います。でも、騙されて買う人も多いのでしょう。「効果があった」と言う人に一人も会ったことはないのですが・・・・。とにかくお金集めをしたい人たちの悪辣な詐欺的広告の海なのです。
こういう広告が薬から生活用品、食品まで。広告攻撃に鈍感にならないと危険です。高級品を買えない奴は貸金業のCMに走って金を借りたり、挙句の果ては詐欺や強盗までやる始末。30年前のバブルの後に一度こんな時代がありましたね。欲を刺激する世の中は怖いです。
自衛手段として
だから、私はテレビを見ません。テレビだけでなくネットも、もはや広告の洪水。お笑いやバラエティ番組も引き延ばして、引き延ばして広告を連発する。ネットでも最近、大量の広告がうるさく入ってきましたから、私はスタート画面を検索窓だけのgoogleに変えました。GoogleもAIで利用者がどんなものが好きかまで探ってますから困ったものですが・・・
知りたい情報は自分で探すものですが、広告に目が行く人間の習性を利用して無理やり見させる状態ですからね。テレビ、ネットだけの広告ではない視覚を奪う宣伝が山ほど流れています。街を歩けばオーロラビジョンの広告が輝き、公共の乗物の内部、外部も広告だらけ。自動販売機に誰かのコンサート案内までが貼られてました。この国は、自由主義の国らしいのですが、「広告を見ない自由」などどこにもないようです。
何でも手に入るように見えるのは幸せか?
不足していたお米の話にもどりましょう。我が家はずいぶんまえから米どころ・北杜市の農家から一回30kgのお米を玄米で買っています。電話かけるとすぐに持ってきてくれます。県が産業廃棄物処理場をつくったとき反対した農家で、そのとき応援したつながりです。玄米で買うのは新鮮さの維持です。精米に行くのに手間がかかりますが5kgずつ精米します。米不足の八月のときも、連絡したら、きちんとわけてくれました。良いつながりは、なんらかのときに便宜をはかってくれるものなんです。
魚も野菜(多くは裏の畑でつくるが)近くの商店のおばあちゃん、おじいちゃんのところに行って買います。生活必需品の商店がなくなっていくので、こういうつながりはこれからできなくなるかもしれません。人との関係が消えるのは、便利さを求めたツケでしょうね。現代の生活は、売り手と買い手が孤立している関係です。お互いにそれ以外のことをしないとだめですね。
もちろん、してもらったらなんらかのお返しも考えるのがおつきあいの基本です。商売以外のやったり・もらったりの関係・・・これを、高度消費社会の人々は、どうも忘れてしまったようです。見渡せば花も紅葉もあるような生活は、意外に時代遅れの生活の中にあり、便利だけのネットショッピングは何も生まないでしょう。
雑談・最近の書店は
いま書店は客の減少で流行りの商業形態をマルシェ化、カフェ化で進めている。新たに出来た書店はカフェ併設、あるいは店内でドリンクが飲めるようになっているところが多い。それは、そうしたいだろう。書籍の利益幅は25%。返本を大量にすればさらに減る。早い話、1冊1000円の本を売っても250円しか儲からないのだから大変だ。本が売れない時代、多くの消費者がAmazonやRakuten で買う時代だから、書店は本を売った利益で食べていくのはむずかしいだろう。100冊売って25000円、1000冊も売らねば生活できない。ところが1000冊を売るのはとてもむずかしいことなのだ。
いま町に残っているほとんどの書店は教科書販売の利権、地域の図書館や学校に本を納入する利権を持ったところである。これなら千冊以上は売れるからなんとかなる。店に電気もつけず、客が来なくてもとりあえず店を開いている書店はそういう利権があるというわけである。(言っておくがゆめやは、そういう利権を何一つ持たない)
それでも店売をしたい書店は、カフェ化してコーヒー一杯500円で売れば儲けは300円くらいになるから試みている。水商売とはよくいったもので、飲み物は一番儲かる商売だからカフェを併設したくなるのは無理もない。
ところが、ゆめやはもう40数年前から来店客には大人・子どももれなく飲み物を出している。言っておくが無料だよ。大人は紅茶・コーヒー・夏、冬でホット、クール。子どもはジュースだ。ブッククラブの会員だけでなく来店客にもだ。
雑談・最近のお客は
20年くらい前は、こういうサービスをしていると、「いつも申し訳ない!」と言ってインスタントコーヒーを差し入れてくれたり、「もらいものだけど・・」と言って紅茶をくれる会員が多くいて、かなり助かっていた。いい顧客関係があった。
ところが、最近の若い会員は、そういう感覚はない。まあ、サービスの一環としても「タマにはお礼くらい言えよ」と思うが、そういう礼儀もなく出せば飲んで、そのまま帰る人が多くなった。あたりまえと思っているのか、子どもに「ごちそうさまでした」という言葉も教えない人も多くなっている。親子二人ならまだいい。
最近は夫の育児が奨励されているせいか、お父さんが配本を撮りに来ることも多い。それはいいのだが、中には母と子も一緒で来る会員もいる。子ども3人連れてきたら、コーヒー2杯、ジュース3杯・・・バカにならない量が消えるが、そういう人は本代は払ったのだから当然のサービスだと思っていて何の返礼もない。ゆめやはそういう非礼(笑)にも、「時代が悪いだけの話」とやりすごすよりないと思っていて嫌な顔はしない。日本人はこの3,40年で大きく変わったことが感じられるというわけだ。
低学年の方へ
4月号、5月号でも述べましたが、2年中半くらいから一人読みにならないと3年の配本は内容が長くなるので読み聞かせには骨が折れます。なるべく2年生の終わりまでに一人読みになってほしいのですが、いろいろな誘惑や障害があり、読書挫折になる子が多くなっています。2年生で一人読みに移れなそうなお子さんでしたら、配本体系を変えることもできますので、メールでご相談下さい。
読めなくなる理由は前回述べましたが、youtube依存、ゲーム依存、習い事過多などは表面の理由で、実際はかなりまえから(読み聞かせ時期からの)の問題が影を落としているような気がするのです。これは女性労働力の確保の影響だと思われます。
原因は、
①早期に字を覚えさせて読ませたことでレベルの低いものしか読めないのではないか。
②読み聞かせの期間が少ないと長い文が読めなくなるようで、それが原因ではないか。
③親自身の本に対する姿勢(本を読む姿)と家庭の環境(なんでもあり)があるかないか。
④あまりにもいろいろなことをやりすぎていないか。・・・・等々
この影響ははっきり感じられのです。
これは個人的な考えですが、現在のデジタル教育は十年以内に破綻すると思います。いままでも新しい教育法が何度も試みられたのですが、その多くがうまくいかなくなって、次のものに変えられてきました。
詰込み教育、偏差値重視教育、ゆとり教育、・・・みんな持続できていません。部分的には残っていますが、その犠牲に子どもたちをしたくないですよね。
すでに欧州ではタブレット型教育だけではダメで、紙を使った勉強、書籍に戻る学習に変えているところが出てきました。短文しか読めない頭・・・かんたんにいえばマニュアルがわかるていどの頭では人間としての質が高まらないように思います。論説文も物語文や小説も深いテーマがあるものはみんな長文です。短文は反応して理解するだけで、考えるということが少ないですからね。
中学年以上の方へ
B配本が維持できている(読めている)方は問題ないと思われますが、B配本では微妙に難易が違うものが交互に組み合わせれています。もっと高度な内容も行ける!と思う方は途中からD配本に変更も可能です。D配本を加えることもできます。もちろん、その逆も可。配本は個別に相談しながら組み立てることができるのです。
来店の方はいつでも相談できます。事前にご連絡いただけば、時間を合わせます。土曜日は客数が多いので、なるべく別の曜日にしていただくほうがありがたいです。こちらも二人でやっている零細なもので。
遠方の方はメールでご依頼ください。対話で切り抜けられる事態もあると思います。状況報告のメールやどういう状態で読めなくなっているかを教えていただきたいのです。
発送会員の方へ
11月からニュースを2ケ月まとめて送付ということになります。
封筒・文書用紙・印刷用紙など通信に必要なものの価格が約1.5倍に。さらにひどいのは郵便代の値上げ。ハガキ、封書を通信に使うゆめやにはたまらないものがありますが会費・通信費などの値上げはしません。開店以来44年間、一度も値上げをしてこなかったので、ここは踏ん張ります。
書籍の利益はひじょうに少ないので大変ですが、皆様にご迷惑がかからぬようにするには工夫で乗り切るよりありません。このため2ケ月分ニュース・新聞をまとめて送ることにしました。毎月、ほしい方は別にご連絡をお願いします。
また振替・振り込みのお礼をハガキで行ってましたが、そのハガキは翌月のニュース・新聞に同封します。
●ですから、配本代の振替・振込は、できるかぎりお届け1ケ月以内にお支払いください。そうしないと返信が遅くなります。これまでは請求督促をハガキで出していましたが、お支払いが遅くなった場合は督促代を加算します。ご注意ください。
●振り込みの方は、振り込んだことをメールでお知らせくだされば確認は返信で連絡します。
すべてこれまでの政治の悪影響。国がすべきことをしないようにした郵政改革はしてはならないことでしたね
(2024年10月号ニュース・新聞本文一部閲覧)